
こんにちは!
今回はJR東海静岡地区に関する記事を書いていきたいと思います。
転換クロスシート車両がいない!と言われていた静岡地区、特に18キッパーの方々などからは不評な路線でした。そんな話も今や過去のお話、315系の導入が進むと、静岡地区でも転換クロスシートの車両が転入してきました。2021年、元々はホームライナーで使われていた豪華仕様の車内となっており313系8000番台が静岡地区に転属したことを皮切りに、名古屋地区近郊から多数の転換クロスシートの313系が転入してきました。そのことで現在は結構な数の転換クロスシートが静岡地区で活躍しています。そんな静岡地区、現在のロングシートと転換クロスシート車両の比率はどのようなものになっているのでしょうか?今回は静岡地区のロング/転クロ比率を見ていきたいと思います。
静岡車両区所属車両一覧
まずは静岡車両区に所属している車両とその座席の種類を列挙してみたいと思います。
・313系300番台 K編成(転クロ車):2両×11編成 22両
・313系1300番台 L編成(転クロ車):2両×8編成 16両(御殿場線メイン)
・313系2300番台 W編成(ロング車):,2両×9編成 18両
・313系2600番台 N編成(ロング車):3両×10編成 30両(御殿場・身延線メイン)
・313系2500番台 T編成(ロング車):3両×17編成 51両
・313系3000番台 V編成(セミクロス車):2両×14編成 28両(身延線メイン)
・313系8000番台 S編成(転クロ車):3両×6編成 18両
・315系3000番台 U編成(ロング車):4両×14編成 56両
計239両
このようになっています。電車区全体で見ると、転クロが約23%、ロング/セミクロスが約77%となります。

313系8000番台
東海道線の事実上の転クロ率は?
それでは東海道線の事実上のロング/転クロ率はどの程度なのでしょうか?上記の車両たちのうち、基本的に東海道線で使われるのは、313系K,W,T,S編成と315系の全編成です。これらの車両たちは一部御殿場線・身延線運用もありますが、基本的に東海道線で使われることが多くなっています。また、313系N編成も一日に3運用程度は東海道線の運用に就く機会があります。そのため、事実上N編成は3編成程度が東海道線用です。その他の、Ⅴ,L編成は基本的に代走やほんの少しの定期運用以外では東海道線では使われません。そのため、これらの編成は東海道線運用としては計上しないこととします。こういった運用を考慮して、313系313系K,W,T,S編成,315系U編成全編成と313系N編成3編成が東海道線で使われるとして比率を計算すると大体、転クロ:23% ロング:77%という数字になります。静岡地区のロング,転クロ配置率とほぼ同じですね。
ただ、これは両数のみで計算した割合です。事実上の遭遇率とはまた少し異なります。基本的に転クロのK編成は315系U編成と連結して運用に就くことばかりで、K編成が2編成以上連結して運用に就くことはほぼありません。こういった事情も考慮して考えるならば、運行されている列車本数内にロングシート車両が1両でも含まれているかというパーセンテージだと、転クロの若干数字は上がり、ロング7割、転クロ3割程度になるのかと思われます。
転クロに乗るのは…?
それでは静岡地区で転クロに乗る確率を上げたい場合、どんな風に車両を選ぶと良いか?ということを考えていきたいと思います。静岡地区では転クロもロングも基本的には共通運用になっていますので、特定の時刻の列車に乗ると確実に転クロに乗れるこということはありません。そのことを念頭に置いた上で、乗れる確率を高める方法を考えていきたいと思います。まず転クロに乗りたいならば、4両運用は避けることです。4両運用では転クロ設置車が運行される機会は少なくなっています。そうなると、3両か6両に乗ろうということになりますが、圧倒的に乗りやすいのは6両運用です。6両運用の5~7割程度には313系転クロ車両が連結されています。6両運用の中でも転クロが連結されている確率が高いのが、315系4両+313系2両の連結運用です。315系が6両運用に入る場合、連結相手はほとんどが転クロのK編成です。そのため、315系が6両で運用に就いている場合、転クロに乗れる確率はかなり高いです。この他にも313系のS編成とT編成が連結したり、S編成同士で連結したりして6両運用に就いていることもありますので、転クロに乗りたいならば6両を選ぶと確率が上がります。315系U編成と313系K編成が連結する場合、転クロのK編成は豊橋方に連結されていますので、下る場合は前2両、上る場合は後ろ2両の乗車位置、つまり各駅の豊橋方で待つと転クロに乗れる確率は高まるのかと思います。転クロに乗れる確率を高めるには、6両運用で豊橋方で待つと良いのではないかと思います。他にも、3両運用でもS編成が運用に就いていますので、パーセンテージは6両よりもかなり下がりますが、乗れる可能性はありますね。
このようなところでしょうか。転クロ車両、特に8000番台はラッシュ時などでかなり不評のようですので、おそらく次期新型車両は転クロを入れないのではないかな?とは思います。特に静岡地区の転クロ車両は経年の高い編成が多いですので、数年以内には置き換えが始まる可能性もあります。こういったことを考えると、静岡でロングに乗れるのは割と短い期間だけかもしれません。今後の静岡地区の車両動向にも注目ですね。
最後までご覧いただきありがとうございました!
※割合を一部変更しました。
追記:V編成はロングではなく、ボックス車でした。ご指摘ありがとうございます。