西武9000系 9108F 二度目の機器更新 サステナ車導入後もまだまだ使う!?


こんにちは!
今回は西武鉄道に関する記事を書いていきたいと思います。
サステナ8000形の改造がいよいよ始まり、今非常に注目されている西武鉄道ですが、そんな中で少数派ながらも多摩湖線ではひっそりと9000系が活躍しています。西武9000系は見た目は西武2000系と同じですが、足回りを101系から流用して誕生した形式です。その後、主要機器の機器更新を2003~2007年頃にかけて行い、VVVFに換装されました。現在では5編成が4両ワンマン編成に改造され、多摩湖線や極稀には西武園線などで活躍しています。そんな西武9000系ですが、先日武蔵丘で検査を受けて出場した9108Fが二度目の機器更新を行ったようです。今回はそのことに関する記事を書いていきたいと思います。

9108F

西武9000系は2000年代の機器更新で西武20000系と同様のVVVF装置に機器更新が行われていました。そんな中、先日出場した9108Fが、更新前の装置と全く同じ同一の新品のVVVFへの載せ替えの更新を行ったという情報を目にしました。実際に写真を撮りに行ってみると、確かにピカピカのVVVFが装着されていました。こちらが載せ替え後のVVVF装置です。

このように非常に綺麗な物が設置されているのが分かりますね。
この画像では分かりませんが、赤丸を付けたテプラには「2024年度更新」と書かれたテプラが貼ってあるという目撃情報が上がっており、機器更新が行われたのは確実のようです。そのため、9108Fは2000年代の機器更新に加え、今年度も機器更新を行っていることになり、2度目の機器更新を実施したということになりますね。
ちなみに走行音も収録してみました。


この動画を見ていただければわかりますが、走行音に変化はありません。このことからも西武20000系E233系行われているような同一機器の新品への載せ替えが行われていることが分かると思います。

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西武のサステナ置き換え対象は101系、2000系、4000系と公表されています。
西武9000系西武鉄道が公表していたサステナ車両の置き換え対象外の形式です。東急9000系の導入数が15編成前後ということで、西武9000系の置き換え分は確保できない上、西武鉄道も置き換え対象としていなかったことから、9000系導入後も残ることがほぼ確実視されていました。そんな中で行われた9108Fの二度目の機器更新ということで、やはり東急9000系の導入後の活躍を裏付ける一つの証拠となるでしょうね。このタイミングで機器更新を行った以上、2020年代での撤退というのは考えにくいのかなと思います。
9108Fはワンマン化第一号であり、多摩湖線転属後の9000系は今回の9108Fの検査が初めてとなります。今後、残る4編成が検査入場をしていくことになりますので、そのタイミングで4編成も機器更新を行っていくことが予測できるのではないかと思います。今後の出場の際にも更新の有無は大きな焦点になるでしょうね。
将来的な置き換え見込みとしては、9000系東急9000系の置き換えと同タイミングでの置き換えになるのだろうなと思います。後は東急9000系がどのぐらい活躍するのか、機器更新を行うのか等で、状況は変わってきそうだなと感じる所です。西武9000系でさえも機器更新を行っている状況で、果たして東急9000系の機器更新は行われるのか?こちらにも一つ注目です。
今回は9000系に関する記事でした。
最後までご覧いただきありがとうございました!