
こんにちは!
今回は養老鉄道に関する記事を書いていきます。
養老鉄道は元々全車両元近鉄の車両で営業運転が行われていました。これらの車両たちも老朽化が進んでいるということで、2018年頃に東急7700系を導入。東急7700系で近鉄車の一部を置き換えていきました。しかし、東急車で置き換えたのは、近鉄車の一部のみで、現在も約半数の車両が近鉄車で運転されています。

元近鉄車、養老600系
そんな元近鉄車ですが、ついに完全に置き換えられることが報じられました。中日新聞の報道です。
www.chunichi.co.jp
こちらの記事によれば、28年度から6年かけて、6編成15車両を更新する方針で、事業費は49億円にもなるようです。以上のように、養老鉄道は近鉄車の置き換えを、中古車ではなく、新造車両で行うことを決定したようです。
2018年時点では中古車であったものの、今回は新造車両ということで、この差が出るのには一体どんな状況があったのでしょうかね。単に良い出物が見つからなかったのか、それともいざ東急車を入れてみると、中古車故に整備やメンテナンスに手間がかかると判断し、新型車両導入に踏み切ったのか…?はたしてどうなのでしょうね。
養老鉄道は20m車体に対応した鉄道で、近鉄車は20m車体です。一方で東急7700系は18mでした。おそらく利用状況などを考慮してなのでしょうけれども、20m車両が導入可能でありながら、18mを導入しています。そうなると、今残っている近鉄車も東急車と同じく18mで置き換えたいのかもしれませんね。そうなると、18mの中古車はなかなか見つかりませんから、新車に踏み切るという判断をしても不思議ではないと思います。近年、ことでんや伊予鉄など、18m車体の鉄道は新造車両導入に踏み切ることが多いですからね。養老も18mにこだわったために新造という判断になったのかもしれないなと感じました。
今回の新造車両、当然ながら東急7700系は置き換えません。現在機器更新も行われているぐらいですからね。養老鉄道は導入時に、30年は使いたいということを示していますので、20年ぐらいは新造車両と共存することになるのだろうと思います。新造車両が誕生するころ、東急7700系がだいたい60年程度ですので、車齢差60年の車両が共存する、なかなか面白い鉄道になりそうです(笑)新型車両の誕生が楽しみですね。
今回は養老鉄道に関する記事でした。
最後までご覧いただきありがとうございました!