西武&東急9000系 W機器更新の可能性 サステナ車は意外と長く使われるかも? 非VVVF置換後の車両動向を妄想


こんにちは!
今回は西武鉄道に関する記事を書いていきたいと思います。
西武鉄道ではサステナ車両の導入準備が進んでいますが、既に譲渡された小田急8000形だけでなく、東急9000系にも動きが出ているようです。東急電鉄では大井町線で活躍していた9000系9005Fが運用を離脱し、恩田の工場に入場しました。その後、東急テクノに入場しているのが確認されており、西武鉄道への譲渡準備が進んでいるものと思われます。小田急8000形は西武の武蔵丘工場に小田急エンジニアリングの方が出張して改造を行っていたようですが、東急は恩田のテクノでやるのですね。まあ、これまで多数の地方私鉄への譲渡改造を行ってきたテクノで行う方が良いでしょうね。
そんな9000系ですが、確定ではありませんが、どうやら機器更新を行う可能性が出てきたようです。先日、東急テクノに入場中のデハが外に姿を現しました。そのデハですが、床下機器が全撤去されているようです。このことから機器更新が行われる可能性も高くなってきたように思います。私はさすがに機器更新はするのではないかな?とは思っていましたが、やはり機器更新はする可能性が高そうですね。あとは、どのような機器を設置するのか?というのが注目ですね。9020系と同じような機器に更新するのか(この可能性が高いのでは?と思っています)、それとも別なのか、この辺りも注目ですね。

9005F 現役時代の姿

西武鉄道では今後、枝線ではサステナ車両がメインの活躍となりますが、サステナ車両以外にも枝線で今後も使われるであろう西武オリジナルの形式が存在します。その形式が、現在は多摩湖線で活躍している西武9000系です。偶然にもサステナ車両の東急9000系と同じ形式名ですね。この車両はサステナ車両で置き換えられる車両ではなく、VVVF車両であるため、今後の活躍が見込まれます。この西武9000系にも近年機器更新が行われていることが確認されています。
tetutoo28m32.hateblo.jp
こちらは昨年の夏に記事にしました。
更に、つい昨日には行先表示器がフルカラーLEDに換装されたようで、まだまだ活躍することになるでしょうね。

西武9000系 



このように西武9000系東急9000系、ともに機器更新される可能性が出てきました。東急9000系は、現在西武9000系が活躍している多摩湖線にも導入が発表されています。こういったことから、西武9000系東急9000系は同じような箇所で混ざって使われる可能性もあるのではないか?と予想しています。多摩湖線で101系が使われていた時代、多摩湖線多摩川線向け101系は玉川上水に配置されていました。玉川上水の101系は、多摩湖線専属編成と多摩川線でも使う編成の2タイプに分かれていましたが、多摩川線で使う101系の編成は同線だけの活躍ではなく、多摩湖線での運用もありました。こういった過去も踏まえて、多摩湖線東急9000系が使われると発表されている以上、101系時代のように、多摩川線をメインとして活躍する東急9000系が、多摩湖線でも使われ、西武9000系と共に2形式が同じ路線で一緒に使われる可能性も一つの案としてはあり得るのかなと思っています。実際にこうなるかは別としても、東急9000系西武9000系が共に『枝線中心』の活躍というのは間違いなく、似たような性質の車両となるはずです。そんな西武&東急9000系の機器更新ということで、この2形式はある程度長い活躍を見込んでおり、また置き換え時期もある程度揃えようとしているのではないか?ということも考えられるのかなと思います。機器更新が実際に行われれば、東急9000系は比較的長期の活躍を見込んでいると見ても良いのかと思いますね。

それでは実際に東急9000系に機器更新が行われた場合、西武鉄道が非VVVF車両を置き換えた後の車両動向はどうなるのか少し考えてみたいと思います。私の予想としては、非VVVF置き換え完了後、①小田急8000形→②西武9000系→③西武6000系or東急9000系 このような順で置き換えられるのかなと予想しています。
まず、機器更新の行われていない鋼製の8000形は真っ先に置き換え候補になるでしょう。そして西武9000系も機器更新完了済とはいえ、足回りは101系からの流用品も多々あります。機器更新が行われたからには、小田急8000形よりは長く使いそうですが、次の対象になり得るのかなと思います。そして6000系東急9000系については、順番は微妙なのかなと思います。個人的には6000系の方が機器更新時期が早いことや、メイン路線で使っていることを考えると先に置き換えられる可能性もあるのではないかな?とは予想しています。東急9000系に機器更新を行うとなれば、車体は丈夫ですから、まだまだ使えるでしょう。6000系の後の置き換えとなっても不思議ではないのかなと思いますね。
こんなところでしょうか。
西武9000系&東急9000系のダブル機器更新は、サステナ車両が使い捨てではないことの証拠なのかもしれません。まずは9005Fがどんな姿で出てくるのかを楽しみにしたいなと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!