【不評?】東武8000系8111Fに付いているHMは何なのか なぜこの編成が対象?


こんにちは!
今回は東武鉄道8000系8111Fに関する記事を書いていきたいと思います。
昨年の11月に8111F電撃現役復帰を果たしてからもう半年以上経ちましたね。5月には一時期運用離脱をしていた時期もあり、予備車落ちしてしまったのではないか?と思っていた時期もありましたが、5月末頃からは通常通り運用に入っています。そんな8111F、2週間ぐらい前に色々とお騒がせな出来事がありました。その出来事と言うのが、ヘッドマーク外す?外さない騒動です。今回はまずはこのヘッドマークが一体何なのかということを書いた上で、この騒動について振り返ってみたいと思います。

8111Fに付いているヘッドマークとは?

それでは8111Fについているヘッドマークは一体何なのでしょうか。このヘッドマーク東武鉄道杯(サッカー・野球)の歴代優勝・準優勝チームの写真が車内で展示されていることをアピールするヘッドマークということになります。そもそも東武鉄道杯というのは何なのかということですが、東武鉄道が主催している少年サッカー・野球の大会です。この二種目を行っています。大会は、野球大会では本線沿線東京・埼玉大会、野田線沿線大会、東上線沿線大会の3大会、サッカー大会では本線沿線東京・埼玉大会、本線沿線栃木・群馬大会、野田線沿線大会、東上線沿線大会の4大会を開催しています。いわゆる慈善事業の一種ですね。この大会で優勝・準優勝したチームの写真を車内に掲示しているということになります。ただ掲出するだけでなく、東武鉄道としてはこういった大会が行われることをアピールしたいわけですから、8111Fにヘッドマークを付けてアピールしているということでしょう。上り方はサッカー、下り方はサッカーのヘッドマークを取り付けています。
なぜ8111Fが選ばれたのかということですが、まずは広告が掲出されない編成であるということがあるでしょう。8111Fは東武博物館所有の編成ですので、車内広告が掲出されません。そのため、その空いた場所で写真掲示を行うというのが8111Fが選ばれた1番の理由でしょう。仮に野田線の編成の8111F以外の編成のどれかに掲出されるとなると、その分広告収入が得られなくなりますからね。こういった理由がまずは一番でしょう。そしてやはり注目度の高い編成に取り付けることで、話題になる機会を増やす側面があるでしょうね。8111Fは塗装も目を引きますし、鉄道ファン人気も高い編成ですから、そういった注目の的を広告塔に使うのは理にかなったことです。こういった側面があるでしょうね。

HM取り外し騒動

そんなHMですが、鉄道ファンからはかなり不人気ですね(笑)鉄道に関係のないHMが常時付いているわけですから、なかなか人気が出ないのでしょうね。
そんな8111Fですが、一時期HMを取り外して運用に就いた時がありました。7/9~11です。なぜかHMが取り外されたということで話題になり、撮りに行った方も多かったみたいですね。その後、週末の7/13には団体臨時列車として運転されました。なぜHMが外されたのかという答え合わせがこの団臨のためであったということです。そして団臨を終えて、7/16に運用復帰した際には、再びHMが取り付けられました。この際にせっかく外されたのに、また取り付けるのかと不評でしたね(笑)取り外されたと話題になって数日後にまたHMが付いたということで、ちょっとした騒動が2週間ほど前にありました。
鉄道ファンからは不人気ですが、個人的にはこのHMは良いのではないかなと思います。現役最古参の編成が子供たちの写真を掲載しながら走るなんて、すごく良いことなのではないかなと思いますけれどもね。その上、野田線で営業運転を終えたらまた外されるでしょうから、野田線で定期運用をしている今だけの期間限定の姿でしょう。こういった姿を撮るというのも、また良い記録なのではないかなと思いますね。8150Fと8159Fに付けられたスカイツリー10周年HMが好評で、メモリアルトレインが不評というのも、よく分からないなと感じます。両方良いHMなのではないかなと思いますよ。
今回は8111FのHMに関する記事でした。
最後までご覧いただきありがとうございました!