【V22編成】元北越急行車 はくたか 681系2000番台に廃車発生


こんにちは!
今回は681系に関する記事を書いていきたいと思います。
本日、681系V22編成が廃車になったようです。681系V22編成は今年の春に敦賀から転属したしらさぎ塗装の編成で、681系2000番台の車両です。681系2000番台は2015年の北陸新幹線開業に伴い、北越急行から譲渡された車両です。基本編成2編成、付属編成2編成の681系が譲渡されましたが、今回はそのうちの付属編成の1編成が廃車になったということです。
今回の2000番台の廃車は正直驚きましたね。元北越急行車は681系の中でも比較的後期の1996年に製造され、状態の良い車両とされていました。更に2000番台は京都転属後の番号もV21,V22とわざわざ20番台にしており、V40番台の0番台と番台を分けていました。こういったことを考えると、2000番台はしらさぎサンダーバードの増結用として残留するのかなと思っていました。しかし、今回容赦なく廃車になったということで、驚いたというのが正直な感想です。

しらさぎ北陸新幹線敦賀延伸後、利用客が大幅に減っていることが発表されており、今年のお盆も9両への増結運用が設定されませんでした。そういったこともあり、681系付属編成はサンダーバード用のリニューアルされたV11,13,14を除き、現在1編成も使われていないという状況になっています。そのような中で比較的新しく状態も良いと言われていた2000番台が廃車になったのですから、681系にリニューアルされていない付属編成は多数の車両が廃車になってもおかしくはないのかなと感じます。残るとしても、2000番台よりも後に製造された1997年製のV43,44編成ぐらいで、他の車両は廃車になるのかもしれませんね。ただ、こちらも残るか怪しい要素はあり、基本編成と付番方法が違うのは気になります。681系0番台基本編成はW11~W16が付番されていますが、末期に製造された2編成(6,7)をW11,W12に持ってきており、その後W13編成以降は古い順になっています。新しい車両をに敢えて若い編成番号にを付番しているということで、この2編成はしらさぎ683系導入後も残る可能性があるように思えます。しかし、付属編成はそういった付番はされておらず、古い順に編成番号が振られています。そうなるとこの2編成が残るかどうかも微妙かもしれませんね。
しらさぎは利用客減少で3両化もありえるのではないか?とも言われていましたが、V22が容赦なく廃車になっている現状、どうなのでしょうかね。可能性が低くなったようにも思えますね。
しらさぎの乗客がかなり減っているようですので、そうなると付属編成から多数の廃車が発生するというのはある種当たり前のことかもしれません。しかし、今回の2000番台の廃車はかなり衝撃でした。
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