こんにちは!
今回は東武鉄道に関する記事を書いていきたいと思います。
先日、野田線の11653Fに車内防犯カメラが設置されたという記事を書きました。
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8月初頭ごろに南栗橋で検査を受け、運用に復帰した11653Fには防犯カメラが設置されています。またも設備投資計画外の動きであるということで驚いたということを記事にしました。そしてその後に入場した11631Fに防犯カメラが設置されるのかが注目とも書きました。その後、11631Fは8月末に南栗橋を出場し、運用に復帰しています。それでは11631Fは防犯カメラが付いたのか?ということですが、11631Fには防犯カメラが設置されませんでした。
11631F
未更新車には防犯カメラが設置されたのに、更新車には設置されないのか…と意外にも思いますが、11631Fに防犯カメラが設置されなかったのは、ある一つの事情があるのかもしれません。その事情というのが車内照明です。
10000系列のリニューアルは10年以上に渡って行われており、その改造内容は細かい所でかなり異なっています。その異なっているポイントの一つが車内照明です。前期に更新された車は蛍光灯のままでしたし、中後期に更新された車はLEDに交換されています。その中でも、10050型を除いて後期に更新された車両ではLEDにカバーが取り付けられるなど、LEDの照明でも差異があります。このように分かれている車内照明ですが、カバー付きのLEDの車両は、これまでのようにLED蛍光灯一体型防犯カメラが設置しにくいという問題が生じます。
カバー付きLED
カバー付きですから、蛍光灯がむき出しになっていないため、蛍光灯一体型の防犯カメラが設置できないということになるわけですね。仮に一体型防犯カメラを付けるとなると、この箇所のみカバーを外すか、完全にLEDを交換するということになるのだろうと思います。
このようなLEDが搭載されているのは2012年度~2017年度の更新車です。編成番号では、野田線では11631F、11632F3両、11633F、スカイツリーラインでは11431F、11432F、11433F、11434F、11435F、11436F、11437F、11444F、11447F、11801F、11802F、11201F~11204F、東上線では11637F+11442F、11638F+11446F、11639F+11443F、11640F+11440Fとなっています。これらの車両は一部分のみカバーを外し、蛍光灯型タイプのLEDに交換されるのか、それとも別の方法なのか、または防犯カメラは付けないのかが気になる所です。別の方法というのは、ドア上部の鴨居部に防犯カメラを付ける方法ですね。同じくカバー付きLEDが搭載されている70000型はこのタイプの防犯カメラが設置されています。この防犯カメラが設置される可能性もあるのかなとは思いますね。特にしばらくは使うであろうスカイツリーライン・東上線車両についてはこのタイプが付いてもおかしくはないのかなと思います。
カバー付きLED搭載編成の防犯カメラ、果たしてどうなるでしょうね。とりあえず11631Fではスキップされましたが、今後どうなるのか。特にスカイツリーラインの10000系列は今年度設置も発表されていますのでね。今後の動向に注目です。
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