東武100系 101F DRCカラーが運用離脱!なぜ?廃車の可能性はあるのかを考える


こんにちは!
今回は東武鉄道100系スペーシアに関する記事を書いていきたいと思います。
最近少し話題になっていましたが、東武鉄道スペーシアとして活躍している100系のデラックスロマンスカーカラーの101Fが現在運用離脱をしている状況になっています。目撃情報等を遡ってみると4月末頃までは運用の目撃情報がありますが、それ以降は目撃情報がありません。更にただの運用離脱だけでなく「使用休止中」という札が掲げられているのも目撃されています。完全に休車中という扱いになっているようですね。今回は101Fがなぜ休車になったのか、また今後廃車の可能性があるのかどうかを考えたいと思います。

ダイヤ改正において100系の運用減&101Fは検査期限が1番近い編成

まず、なぜ101Fが運用離脱をしたのかということを考えてみたいと思います。ダイヤ改正における100系の運用の変化についてですが、N100系のスペーシアXの運用が増加した(改正前の運用から1編成分の運用が増えています) ことにより、100系スペーシアは運用が減りました。改正後、最低4編成あれば足りるといった状況になっています。(繁忙期のJR直通臨時便などは除く)その中でも、1運用はJR直通運用ですので、東武線内のみの運用は3運用ということになります。それに対し、配置数としては、100系は現在7編成が所属しています。7編成に対して4運用というのは、少々過剰な配置に見えますね。かつて2022年改正で5運用に対し9編成配置となった際、余剰廃車により5運用7編成配置としました。(予備2編成)この時のことも考えると、現状では1編成余剰であると推察できます。実際に過剰だからこそ101Fは休車状態になっているのでしょうね。
それではなぜ101Fが休車に選ばれているのかということですが、単純にJR非対応編成の中で、検査期限が一番近い編成だからということなのではないかとは思います。まず100系を休車にする基準としては、JR直通対応の3編成は休車から除外されるでしょうね。そうすると、101F,102F,103F,109Fの中から休車を選ぶということになりますが、この中で検査期限が一番近いのは101Fなのですよね。そのため、101Fを休車にすると検査も一回分節約できますし、更に最古参の編成でもありますので、この編成が休車に選ばれるのも納得は出来るのかなとは思います。

昨年のファンフェスタでの様子


廃車の可能性はあるのか?

それでは廃車の可能性はあるのかということですが、前例を見ていると廃車になる可能性はあるでしょうね。これまで廃車になった104F,105Fを見ていると、改正等で余剰が発生した後、運用離脱をした上で廃車になっています。また200系でも、202Fや251Fが長期の離脱の後に廃車となりました。101Fもこれに準じた動きをしているのは確かですね。そのため、今後そのまま廃車となる可能性はあるとは思います。それ以外にも、必ずしも101Fが廃車になるのではなく、他の編成に廃車対象が変わる可能性はあり得るのかなとは思います。廃車対象を検査期限まで走らせて、101Fはそのタイミングで検査入場。そして、廃車対象は検査を通さずに廃車という可能性ですね。101FはDRCカラーですので、101FでDRCカラーを維持したいという意思があるならば、このようなことになる可能性もあるとは思いますね。このような場合、101Fは走行距離調整で休車をしているということになりますね。
また単純に一時的な休車の可能性もあり得るでしょう。その理由として、東武HPの100系のカラーリング運行予定ではDRCカラーは削除されておらず、現役の扱いであることです。そのため101Fが引退扱いということになっているわけではありません。ここに載っている以上は復帰する可能性はあるだろうと思います。目玉カラーリングですので、さすがに無言で引退…ということは無いのかなとは思っています。101Fが復帰するか、もし101Fが廃車になるならば他の編成がこのカラーリングを纏うか、もしくはカラーリング消滅するならば引退の発表をするか、どれかのシナリオの可能性が高いのかなとは思いますけれども。かつて200系がプユマラッピングをしていた際も、終了時のアナウンスはありましたからね。ただ、運用が減っている以上、100系のうちのどれか1編成が廃車になってもおかしくはないのかなとは思います。
今回は100系に関する記事でした。
最後までご覧いただきありがとうございました!