さらば!東武8000系8506F 廃車回送 車齢59年 秩父ATS搭載事業用車廃車へ


こんにちは!
今回は東武鉄道8000系8506Fに関する記事です。
本日、東武鉄道の事業用車8506Fの廃車回送南栗橋~北館林間で行われました。


春日部駅の新たな渡り線を走る姿が見たい(最初で最後)ということで、お見送りは春日部駅で。
東武鉄道の8506Fは元々は東上線で活躍していた編成でしたが、2015年に南栗橋に転属しました。多くの東上線編成が廃車になる中での転属で注目されていましたね。8506Fが南栗橋に転属した理由は、秩父鉄道のATSを搭載していたからです。東上線末端区間や小越線で活躍している8000系ワンマン編成の検査が行われる際、秩父鉄道線内で走行する必要がありますが、ワンマン8000系に秩父鉄道の保安装置は付いていませんので、秩父鉄道線内を走行する際の伴走車として先頭に連結された状態で運行されていたわけです。そのような役目のある車両でしたが、2024年4月の入場分から8000系は自走せず、秩父鉄道電気機関車の牽引に変更され、8506Fは重要な役目を終えました。そして、もう一つの役目であった新栃木派出所における12系客車の構内入れ替え牽引も、新栃木のアント配備により、役目を終えました。そんな中、2024年4月に検査期限が切れてしまい、南栗橋に入場もせずに留置されていましたので、今後が注目されていましたが、今回廃車になってしまったということです。8506Fは営業車時代も併せておよそ59年間の活躍となりました。東武博物館所有の8111Fの次に古い編成であり、今では3編成となってしまった中期修繕車でしたが、残念ながら廃車になってしまったということですね。




まあ、東上線8000系の入場回送が秩父鉄道のデキに代わり、検査も切れた時点で、将来はお察しでしたが、予想通り廃車になってしまいましたね。8506Fは8000系の伴走車として走っている姿をよく見ていましたので、なんだかんだで寂しいものだなと思いますね。

59年、本当に長い活躍期間ですね。8506Fが走るのは少し特別感があり、楽しませて貰いました。お疲れさまでした。

最後にこれまでに書いた8506Fの紹介記事を載せておきます。もうこの記事の役目も終わりですね…。
e231211.hatenablog.com
もうこの記事を書いて2年も経つんですねぇ…。
e231211.hatenablog.com
2020~2023年は南栗橋を離れ、新栃木出張所所属となっていましたが、派出所格下げにより最後の1年は南栗橋で過ごすことになったわけですが、そのことに関する記事です。
tetutoo28m32.hateblo.jp
こちらがつい先日書いた記事、8506Fの8000系伴走車以外の役目を紹介する記事です。

最後までご覧いただきありがとうございました!