こんにちは!
今回は京成電鉄に関する記事を書いていきたいと思います。
京成電鉄の新型車両である3200形が2/22よりデビューをしました。まずは6連を組んで、6連用の運用に充当されているようですね。3200形の導入によって早速3500形に動きが出たようです。今回は3200形のデビューによる3500形の動向について見ていきたいと思います。
3200形の導入によって動きが出たのは3500形の6連編成です。ただし、3200形の導入によって3500形の6連編成が直接廃車になったわけではなく、編成組み換えを伴った動きとなりました。まず、3200形デビュー前の3500形の状況が以下のような形でした。
3504F+3553,3554【3504+3503+3554+3553+3502+3501】
3512F+3526,3525【3512+3511+3526+3525+3510+3509】
3524F+3528,3527【3524+3523+3528+3527+3522+3521】
3536F+3556,3555【3536+3535+3556+3555+3534+3533】
3548F+3552,3551【3548+3547+3552+3551+3546+3545】
※赤色:中間封じ込め先頭車
このような6連×5編成を組成していましたが、3200形デビュー後はこのように組成変更されました。
3512F+3526,3525【3512+3511+3526+3525+3510+3509】
3524F+3528,3527【3524+3523+3528+3527+3522+3521】
3536F+3504,3503【3536+3535+3504+3503+3534+3533】
3548F+3502,3501【3548+3547+3502+3501+3546+3545】
脱車:3551,3552,3553,3554,3555,3556
太字になっているのが今回変わった車両です。今回の組成変更では、トップナンバーの3504Fの編成を分割し、3501‐3502が3548Fに、3503‐3504が3536Fにそれぞれ組み込まれました。そして、元々3536Fに組み込まれていた3555‐3556、3548Fに組み込まれていた3551‐3552と、3504Fに組み込まれていた3553‐3554がばらされたという形です。バラされた6両に組み込まれている先頭車はSRアンテナを設置していない先頭車ですし、3200形デビューによって6連編成が1編成増えていますので、このまま廃車になる可能性が高いのかなと思うところですね。また、今回の組成変更により、トップナンバーの3504Fが中間封じ込めになってしまい、顔を見ることは出来なくなりました。昨年の都営フェスタで展示されていましたが、何かの暗示だったのでしょうかね(笑)
昨年の都営フェスタでの展示の様子
今回の組成変更ではこのようになっています。ただ、トップナンバーの3504Fは昨年9月に検査出場したばかりなので、今回封じ込めになったとはいえ、またいずれ先頭に立つ機会はやってきそうな気がしますね。
今回は取り合えず検査期限が近く、デジタル無線に対応していない先頭車を置き換えたと見るのが妥当なのかなと思います。今回外された中間封じ込めの先頭車3両はデジタル無線非対応だったので、先頭車として活用することは出来ず、事実上中間車として固定されていました。この車両をまずは置き換えたということで、これまでよりは柔軟に組み換えが発生するかもしれませんね。
おそらく2025年度も3200形は導入されると思いますので、3500形に限らず、3400形や3600形も含めて今後の動向に注目ですね。
最後までご覧いただきありがとうございました!