こんにちは!
今回は京成電鉄に関する記事を書いていきたいと思います。
昨日、いよいよ京成3200形が誕生しました!日車出場を果たし、現在首都圏の越谷貨物ターミナルに向けて甲種輸送が行われています。令和に誕生した、編成を自由自在に組成変更可能な3200形。非常に面白い車両ですね。今後、この組成変更可能という特性をどのように生かしていくのか、今から非常に楽しみですね。3200形は2025年冬にデビューとされていますので、今後各種試運転等をじっくりと行ってからデビューとなるようです。特に組成変更が可能ということですから、おそらく様々な組成で性能確認等を含めた試運転を行っていくのだろうと思います。デビューが楽しみです。
そんな中で、3200形の置き換え対象の一つになるであろう編成に近々動きがあるかもしれません。その編成が3600形3688Fです。
3688F
京成3600形は3668Fと3688Fの2編成のみとなってしまいましたが、3668FはGTO-VVVFに改造された編成ですので、界磁チョッパ制御の3600形は3688Fが最後の編成です。現在はファイヤーオレンジの復刻塗装をまとい、6両編成で運行されています。この車両は1編成のみの形態であるということで今後が注目される所ですが、特に今月が一つのターニングポイントになり得ます。というのが、前回検査から今月で4年が経つということです。前回検査から4年ということは、休車などを挟んでいない限り、検査期限は今月ということになります。3688Fは検査出場から約2年ほどは予備車的な位置づけになっており、運用の機会も少ない時期もありましたし、SR無線の設置の際には一定の離脱期間もありました。こういった運用が少ない期間に休車をかけている可能性もあるため、必ずしも今月末が検査期限だとは断定できませんが、いずれにせよ前回検査から4年ということで、近々検査期限が切れることになるでしょう。
最近の3688Fは運用頻度も多く、一線で活躍しています。京成電鉄は脱線事故の影響で6連の3700形が1編成減った上、計画変更により6連の3500形1編成が2021年に廃車になっており、これらのことで余裕があるとは言えない状況です。そのため、3688Fも2022年11月以降、それまでの予備車のような位置づけではなく、本格的な稼動を続けています。このような状況で、3200形導入前に6連1編成を削減できるのかどうかは疑問です。そのため3688Fが3200形のデビュー前に検査期限が切れるならば、検査を通す可能性もあると思っていますが、果たしてどうでしょうね。もしくは、約2年ほどの予備車的な時期に休車をかけていたならばば、2025年冬まで持つ可能性もなくはないのかなと思います。個人的には上手く3688Fの検査が切れる時期と3200形のデビュー時期を計算ぐらいはしているのではないか?と思ってはいますが、確実なことは分かりません。今後の動向は気になる所ですね。
3200形の導入によりますます今後が気になる3200形。今後どうなるでしょうか。いよいよ先の見えてきた感じもある同編成の今後に注目です。
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