こんにちは！
本日、東武ファンフェスタが開催されています。そのような中、ひっそりと置いてある車両に注目が集まっています。その車両というのが東武60000系です。
両先頭車共に養生されていました。
こちらは先日記事にした、全般検査を終えたばかりの61601Fですが、なんと前面がビニールで覆われている他、ジャンパ線が取り付けられているなど、甲種輸送を準備中と思われる作業がされているようです。
61601Fは全般検査明けの出場試運転を行ったにも関わらず、七光台へ返却されていなかったため、何らかの動きをしているのではないかという噂はありました。やはり甲種輸送準備だったのですね。61601Fは行先表示器のフルカラーLED化、座席モケットの80000系風座席への交換などを行ったばかりの編成です。そのような編成が甲種輸送準備中と思われる動きをしているのは一つ注目です。
この理由として考えられるのが、5両化のためにどこかの工場へ甲種輸送される可能性というのが考えられると思われます。野田線の5両化に伴い、60000系は今後5両化工事を行うことが発表されています。この5両化を東武の工場で行うのではなく、どこかの工場で中間車1両（サハ）を脱車し5両化する可能性ですね。脱車する1両は80000系に組み込むことが公表されていますので、そのまま中間車を改造出来る所となると、80000系の製造元である近畿車両が最有力候補でしょうね。60000系は下松出身ですが、5両化は近畿で行うことになるのでしょうか。
近畿まで行くともなると、もしかしたら以前の記事でお伝えしたリチウムイオン電池を積む可能性もあり得るかもしれませんね。わざわざ東武ではなくメーカーに送り込んで改造をおこなうのですから、それなりに大掛かりな工事になる可能性は高そうです。どのような改造を行うことになるのでしょうか。また、近畿までいくならば、しばらくの間、野田線は60000系が少なくとも1編成少ない状態で運用を回すことになると思われます。このようになると、予備数が減少することになりますので、80000系導入後も、1編成分は8000系や10000系の廃車を後回しにして、予備車として確保しておく可能性もあるかもしれませんね。また80000系導入までも予備数が減少することになりますので、8111Fやその他の8000系も比較的運用に就きやすくなるのではないかと思います。
いつぐらいに60000系が甲種輸送されるかなども楽しみです。今後の60000系の動き、そして80000系の動きに注目です。
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