野田線8000系,10030型は2028年度まで活躍か 意外とゆっくり80000系の理由は?


こんにちは!
今回は野田線に関する記事を書いていきたいと思います。
野田線の新型車両に関する情報が続々と明らかになってきていますが、今度はいよいよ野田線の8000系,10030型の置き換え完了時期の目安が分かりました。こちらは有価証券報告書から明らかになっており、「野田線5両車両新造工事」および「野田線60000系車両5両化工事」の完了予定が2029年3月であるということで、野田線置換関連の動きが2028年度まで続くことが明らかになりましたね。80000系の導入が24年度から始まりますので、5か年計画で野田線の置き換えを進めることになるのでしょうね。80000系が25編成導入予定ですので、1年度5編成ずつというイメージでしょうか。24年度は5編成導入予定ですから、このまま年度5編成ペースで導入していくのでしょうかね。

8000系

いずれにせよ、野田線新型車両導入が2028年度までかかるということは、8000系、10030型の少なくともどちらか(上手くいけば両形式)は2028年度まで野田線で活躍することが明らかになりました。私はここまではかからないと思っていましたので、検査は8000系は81113F(今年の6月に検査済)、10030(10050)型は11631Fが最終検査になるのではないかと思っていましたが、もしかしたら2021年度に検査を受けた81110F,11651F、多めに見積もると2022年に検査を受けた81114F,81117Fあたりまで検査を通すかもしれませんね。81114F,81117Fまで通すと見るのは甘すぎる見積かもしれませんが、81110F,11651Fあたりが検査を通す可能性は十分にあり得るのかなと思います。11631Fまでで検査を止めると、2028年8月に検査期限が来てしまいますので、従来車が2028年末まで持たないのですよね。しかし、81110F,11651Fあたりに検査を通せば、2028年度末まで持たせることが出来ます。こういったことを考えると、可能性はあるのかなと思います。ただし、2025年度はとっくに置き換えが始まっていますので、81110Fや11651Fはその時点では廃車にしてしまい、2026年度に検査を迎える11635Fや11636Fなどに検査を通し、検査後2年ほどで廃車にしてしまう可能性も在るのかなとは思います。検査を受ける対象が何になるかは別として、検査を受ける編成が11633F以降も出てくる可能性は高くなったのではないかと思いますね。

10030型

しかし、意外にゆっくりに思える置き換えですが、なぜこんなにゆっくりなのかを考えると、これは60000系の5連化及び80000系への60000系編入改造をしなければならないからでしょうね。60000系も改造時期に一定期間離脱する必要はあるでしょうし、80000系も組み換えをしなければならない以上、導入後即デビューとはいかないでしょうから、スケジュール的にも結構余裕を持たせないといけないのでしょうね。とりあえず今年度は60000系関連の動きは出ませんが、来年度からは出てくるでしょうから、この辺りの動きも気になる所です。
今回は野田線新型車両に関する話題でした。
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