こんにちは!
今回はJR東海の211系に関する記事です。
本日早朝、静岡地区最後の211系3両編成であったSS9,SS10編成が三岐鉄道へ譲渡の為、富田駅回送されたようです。
https://x.com/JR313_315_383/status/1866209682123276703?t=qCf9JO8afBp7kaB7Ji4bWQ&s=19
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先に三岐鉄道に譲渡された211系
https://sangirail.co.jp/files/211kei.pdf
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三岐鉄道プレスリリース
三岐鉄道は211系の導入数をプレスリリースにおいて30両(10編成)と発表していました。今回、その発表の数を超えて、11,12編成目を譲受したという形になります。このタイミングでのまさかのおかわり譲渡ということでびっくりですね(笑) 発表よりも多い数の譲受ということで、これら2編成が部品取りに使われるのか、それとも営業用なのかなど、気になることが多数有りますね。先ほどのプレスリリースでは営業用は24両(8編成分)で残り6両(2編成)は部品取りと発表されていました。三岐鉄道の現行の車両保有数が8編成ですので、発表されていた数は、ぴったり全編成を置き変えられる本数でした。この現行の本数に加えて、追加で営業用車両を増やすのか、それとも単に部品取り車両を増やすのか、どうなるのでしょうね。ただ、まずは211系から解体を回避する車両が増えたことは喜ばしいことなのではないでしょうかね。
結局の所、最終的に三岐鉄道へはSS編成が7編成(SS2,SS3,SS7,SS8,SS9,SS10,SS11)、LL編成が5編成(LL1,LL9,LL11,LL14,LL16)譲渡されたということになりました。西浜松に行った編成たちはそのまま解体されているとのことですので、どうやら3両編成については三岐鉄道以外の譲渡先はなさそうですね。SS、LL混交で譲渡されていたので、もしかしたら他にも狙っている鉄道があるのかもと思っていましたが、そういうことでもないようです。単純に状態の良い車両を選んだということなのでしょうかね。混交とはいってもSSとLLの違いはパンタ部分の高さの差異ぐらいのもので、そこまで大きなものではないので、問題はならないのでしょう。
ちなみに、現在、三岐鉄道では元SS2編成の改造が進んでいるようです。帯なども剥がされているようで、改造後の姿が楽しみですね。
また、この2編成の譲渡をもって、211系SS編成、3両編成の211系はJR東海から消滅したということになります。今年度から本格化した315系導入から、211系3両編成全廃まであっという間でしたね。残るJR東海211系は2両編成のGG編成8編成です。こちらもあっという間に置き換えられることになるでしょうけれども、こちらは譲渡先などは現れるのでしょうかね?足まわりはほぼ213系の同車、今後に注目です。
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