こんにちは!
今回は近江鉄道に関する記事を書いていきたいと思います。
先日、近江鉄道に譲渡された西武2000系2451Fと2453Fですが、本日さっそく近江鉄道へのインタビュー記事がアップされています。
trafficnews.jp
乗り物ニュースさんは本当に良い媒体ですね。私もしょっちゅうこのサイトは見させてもらっています。
この中で西武2000系の譲渡に関する情報が色々と書かれていますが、一つ気になる記載があります。なんと、今回譲渡した2編成はVVVFへの改造は行わないとのことです。
えぇ…!? びっくりですよ。昨年に公開された近江鉄道線鉄道事業再構築実施計画(案)という文章で「車両の電気使用量削減による更なる低炭素化の推進と車両検査費用の節減を目指し、環境配慮型車両(VVVF 型)導入の検討を行う。」という記載が確認されていました。このことから、今回導入された2000系のVVVF化はほぼ確実と見られていました。しかし、VVVF改造を行わないということで、驚きですね。
https://www.shigaken-gikai.jp/voices/GikaiDoc/attach/Nittei/Nt19028_3.pdf
そのことで改造内容はワンマン改造とバリアフリー改造などとなるようです。内装には手が加えられることになりそうですが、これまでの車両と異なり、先頭化改造などを行わなくて良いということになりますので、比較的簡易な改造で営業運転に導入することになるのかもしません。既に工場で通電等が目撃されています。この上であまり手を付けないともなると、営業導入は意外とすぐにやってくるのかもしれないなと感じる所です。もしかしたら、近いうちに800形・820形のどれかの編成から廃車が発生するかもしれませんね。
そうなると、VVVF車両導入の検討とはいったい何だったのでしょうね。確かに近江鉄道は既に元西武3000系を保有していますので、チョッパ制御を既に整備しています。また3000系の時は多数の余剰車両を譲受していることもあり、チョッパ制御でも良いという判断になったのかもしれません。ただし、資料では今後導入予定の車両にVVVFを検討すると書かれたのも事実です。今後導入予定の車両にVVVF車両の検討をしている車両があるのか、それともしばらくはチョッパで走らせたうえで、VVVFの計画が固まった段階でVVVF改造が行われることがあるのかなど、気になる点は多いですね。非常に謎です。
そのほか、なぜ4ドア車を導入したのかなどもインタビュー記事になっています。そういった詳しいことは引用元でご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました!