こんにちは!
今回は813系に関する記事を書いていきたいと思います。
昨日、JR九州の813系にかなり驚く動きがありました。813系に6両固定編成が誕生しました。813系の元RM2232編成とRM2236編成の2編成がそれぞれRM602編成とRM601編成となりました。それぞれ別番号が振られていますが、6両固定化されたことが確認されています。6両固定化とはいえども、運転台の撤去などは行われていませんが、クモハ813‐2232とクハ813‐2236がそれぞれモハ813‐602とサハ813‐601に変更されていることが明らかになっています。(他号車も600番台へ改番されています)また改造内容としては、モハ813‐602とサハ812‐601の連結面に転落防止幌の設置、運転台の計器等の封鎖(マスコンは残置)、モハ,サハ化車両の連結面の前面行先表示器の封鎖等が行われており、分割しての自走は事実上不可能になっています。このような6連固定化改造内容となっているようです。まるで東武の半固定編成のようです(笑)
この段階において、6連固定化車両が誕生するとは思いませんでしたね。確かに813系の実質的な6連半固定編成は誕生していましたが、今更固定化編成を誕生させるとは思いませんでした。最近固定化工事が行われている東武の場合、固定化をすることでデジタル無線を設置する先頭化の数を減らすことが出来ますので、メリットはあるように思います。しかし、813系の場合、特に何らかの運転台工事を行う予定も今の所ないでしょうし、6連化を行うメリットは何があるのか、よく分からないなと感じます。半固定状態のままでも良かったのでは?とも思っていしまいます。検査期限を統一できることや、運転台のメンテナンスをする数が減るというメリットもあるのでしょうかね?
そんな813系ですが、今後どのぐらいの固定編成が誕生することになるのでしょうか。現状の運用を見てみると、現2200番台は多くの編成が固定化される可能性はあるのだろうと思います。現在の813系は座席撤去車の2200番台の運用は実質的な半固定状態になっています。2200番台は25編成が在籍していますが、これらの編成は実質的に2200番台で6連を組んだまま運用に流れるといった状況になっています。現状の運用で2200番台が6連でそのまま流れることが多い状況ですので、2200番台の多くの編成が6連固定化されてもおかしくはないのだろうとは感じます。ちなみに2200番台のうち、固定化が2編成(固定化後は1編成)、ロング化編成が10編成、座席撤去状態の編成が13編成(1編成入場中)となっています。少なくともロング化の行われていな13編成のうち、12編成は固定化され、6編成にまとめられる可能性はあるのだろうと思いますね。固定化されないでロング化された10編成についても、今後固定化される可能性もあるでしょうし、他番台の予備車も兼ねて3両のまま残る可能性もあり、どちらの可能性もあるのだろうと思います。
0,100番台については、今のダイヤでは6連固定化はできないのでしょうが、次回改正以降に運用を固定化する動きがあるならば、ロング改造が始まった際には、固定化される可能性はあるのかなとは思います。ただし今の所0,100番台は、6両にプラス3両増結される9両増結運用に就くことが多くなっていますので、9両増結運用が残る限り、あまり多くの改造車は出ないのかなとは感じます。将来的に0,100番台もロングシートになると、全車両の座席が同じになるので、運用を分ける必要が無くなります。そうなると、0,100番台同士でも固定化の可能性が出てくる可能性はあるでしょうね。
現段階の運用を見ていると、ワンマン車を除いて、20~25編成ほどはバラで残しておき、残りの編成は固定化できるという状況であると思われます。そのため、現段階では、2200番台のロング化改造が行われていない編成が今後の固定化の中心になってくる可能性が高いのかなと思います。それ以降の動きは、次回以降の改正の後に展望が見えてくるのかなと、これが現段階の私の予測です。
813系の固定化編成、これからどのぐらい増えるでしょうか。楽しみですね。
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