【祝】E217系 落成30年突破編成誕生!Y-101編成はなぜ生き残れたのか 本日は誕生日イベントも


こんにちは!
今回はE217系に関する記事を書いていきたいと思います。
少し前よりE217系に落成30周年の車両が誕生するのかどうか、気になっているという記事を書いていましたが、E217系にも車齢30年編成が誕生しました!1994年8月18日、E217系の最初の編成が誕生しました。現在のY-1編成とY-101編成です。ぴったり30年前の今日にE217系という形式が誕生したのです。その誕生から30年、E217系Y-101編成が何とか30年生き残ったことにより、本日E217系に車齢30年を突破した編成が誕生したことになります。

Y-101編成
209系が昨年に30年を迎え、そして今年はE217系です。209系がどんどん車齢30年を突破する中、E217系はどうなるかと思われていましたが、何とか迎えられましたね。おめでたいことだなと思います。
ただし、E217系で30年を迎えられるのは、このY-101編成と、上手くいけばY-102編成だけだというのはほぼ確実です。E217系は持って来年度初頭ぐらいまでですが、その時点でこの2編成以外に30年を突破する編成は誕生しません。そのため、付属編成の2編成のみが車齢30年を突破できる編成だけだということでしょうね。209系とはかなりの差だと思いますが、それでも30年迎えられた編成が誕生したのですから、立派なものだと思います。
そんなE217系の30年のお誕生日イベント(要するに生誕祭?)が本日行われるようです。
event.jreast.co.jp
これ行きたかったですね。申し込みが終わってからこのイベントがあることを知りました。全然広報されていませんでしたよね…?
鉄道車両で生誕祭が行われるとは、なんだかアイドルみたいだな…なんて思いますが、いい時代ですね(笑)鉄道車両のアイドル化は結構良いことなのではないかなと思います。




そんなY-101編成ですが、なぜトップナンバーにもかかわらず、E217系の最後の方まで生き残ることができたのでしょうか?それは単純明快で、検査期限がたまたま残れる時期での検査であったということに限るのでしょう。E217系Y-101編成は前回の検査が2021年6月に指定保全です。2021年当時、E235系の製造が一時期ストップしていたこともあり、E217系の中でも指定保全切れの編成はほぼすべての編成が検査に通っていました。逆により大規模な検査となる装置保全や車体保全切れの編成はこのタイミングで廃車になった編成も多数出ていました。こういったこともあり、2021年頃に指定保全を受ける時期であった編成というのは比較的最後まで残ることが出来ています。Y-101編成やY-102編成もこのグループに当てはまっているのですね。こういったことが幸いして、Y-101編成はこのタイミングまで生き残ることが出来たわけです。しかし、ここ最近の動きを見ていると、Y-101編成よりも後に検査を受けた編成(Y-113やY-122編成)も廃車が始まっていますので、ここ数編成の動きだけを切り取ると、敢えて人気のY-101編成の廃車を先延ばしにしている可能性というのもあるのだろうと思います。実際に生誕祭をやっていますから、30年まで意図的に残している可能性もあるでしょうね。金にならない少し検査を後に受けた編成よりも、金になる検査を先に受けた編成ということでしょうか?(笑)しかし、現時点で付属編成で最も古くに検査を受けたのがY-101編成ということになっていますので、このイベントの後、復帰できるのかどうか少し気になりますね。このイベントを以って廃車という可能性もあるのでしょうかね?どうなるのか、今後の動きに注目です。
Y-102編成が8月30日に30年を迎えますので、こちらも無事に突破できると良いですね。
E217系もどんどん数が減って行っていますから、本当に今が最後ですよ。ぜひ、30年を迎えたE217系を楽しんでみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました!