復活を果たした東急8500系8637Fはどんな使われ方をする?注目は2028年度?


こんにちは!
今回は東急電鉄8500系に関する記事を書いていきたいと思います。
2023年1月に完全引退した8500系8637F。その後4両のみが恩田工場に留置され、東急テクノ工場に入場、更に7月には8637Fが4連に組みなおされるなど、今後が注目されていました。そして8/1に4連化の上、恩田工場を出場しました。その翌日の昼間、8637Fの今後に関するプレスリリースが発表されました!
www.tokyu.co.jp
東急の発表としては、8500系8637Fは動態保存車両して復活するということです。使用路線としては、大井町線(大井町溝の口間)、田園都市線(二子玉川長津田間)、こどもの国線とされています。デビュー?復活?は2024年秋頃とされており、今年中には復活するようですね。使用方法としては上記の路線において、「多客期やイベント時の臨時列車や団体臨時列車として運行予定」とされています。
そんな8637Fですが、復活した後はどのような使われ方をするのでしょうか?今回はそのことを考えてみたいと思います。


使われ方は?

それでは具体的にどのような使われ方をするのかを考えてみたいと思います。まずはこどもの国線が書かれていることについてですが、こどもの国線では多客期における臨時増発時に使われる可能性が高いのではないかと思います。こどもの国線は夏休み期間やGW期間、東急電車まつりが開催される日などに臨時増発を行います。通常はY000系2両編成で走っている所を、Y000系は2両連結し4両に、また池上線などを走っている7000系が貸し出され、こどもの国線で走るといった臨時運転を行います。この際に、7000系ではなく8637Fが使われる可能性があるのではないか?ということですね。「多客期やイベント時の臨時列車」はこのことを指している可能性が高いのではないかと思います。
続いて、大井町線田園都市線については、団体列車として使われる可能性が高いでしょうね。さすがに通常5両以上で走っている大井町線や、10両で走っている田園都市線では4両の車両を一般の営業列車として使う可能性は低いでしょう。混雑が大変なことになるでしょうからね。そういったことを考えると、大井町線田園都市線では団体列車として活躍する可能性が高いのだろうと思います。
東急の団体列車としては、8500系が現役であった頃に、クラブツーリズムの団体列車がかなり運行されていましたね。撮影会も行うこともありました。このように旅行会社などと組んだツアーを設定する可能性も高いでしょうね。確実にクラツー鉄道部は目を付けるでしょうね(笑)
8637Fはこのような使われ方をするのだろうと思います。


ターニングポイントは2028年度?

そんな8637F、一つ気になる所があります。それが田園都市線大井町線への導入が予定されているCBTCです。田園都市線では2028年度に、大井町線では2031年度にCBTCシステムを導入する予定になっています。
https://www.tetsudo.com/news/2851/
このタイミングで8637Fがどうなるのかが気になる所ですね。CBTCが導入された後は、田園都市線大井町線では活躍が出来ないということになるのですね。このタイミングで8637FにもCBTCを搭載するのかどうかが注目でしょうし、このタイミングで動態保存の方向性も決まるのかなと思います。2028年度以降はこどもの国線専属になる可能性もあるのかなと思いますが、この辺りの扱いが注目ですね。

このように8637Fの動向は様々気になる所ですが、まさか東急が動態保存をするとは思いませんでしたね(笑)そんなに東急が8500系に思い入れがあったのか…とも驚いています。しかし、8500系の中でも2編成しか存在しなかった車内LEDや自動放送付きの編成が動態保存に選ばれるとは、またなかなか面白いことですね。唯一2020年に検査を受けた編成でしたし、後期車でもありますし、状態が良かったのでしょうかね?
せっかくの動態保存ですから、東横線も走ってほしいものですが、まあ無理でしょうかね(笑)ただ様々な可能性があると思いますから、色々と期待したいものです。
今回は8637Fに関する記事でした。
最後までご覧いただきありがとうございました!