719系一般車による快速列車が復活!? 快速米沢行きが運行


こんにちは!
今回は719系に関する記事を書いていきたいと思います。
山形県で大雨が降ったということで、最上川が氾濫し、大変な事態になっているようですね。鉄道でも由利高原鉄道が水没したり、奥羽本線の土壌が流出したりと、被害が出ているようです。山形新幹線も25日は終日運休、26日の正午まで運休ということで、運休状態が続きました。そんな中、山形線ではおそらく山形新幹線運休に伴う救済が目的と見られる臨時快速列車が運転されたようです。
https://youtu.be/7BjjlRPf__c?si=7VNeO-9qicMYrkZ_
こちらのYouTubeで車内放送などを撮影している動画が見つかりました。



運行区間は福島~米沢間で、使用車両は719系です。停車駅は笹木野庭坂、米沢の3駅であったようです。福島駅22:36発でした。通常、福島~米沢間の停車駅は登記の休業期間を除いて6駅ですから、途中停車駅が2駅というのは相当停車駅をカットしていますね。使用車両に関しては、福島~米沢間は719系による専属区間となっているため、この臨時快速にも719系が使われたということですね。
福島~米沢間は通常快速列車は運行されていません。719系5000番台による快速列車としては、かつて快速ざおうという列車が米沢~山形間で運行されていました。こちらは定期列車でした。しかし、福島~米沢間で719系による定期の快速列車が運転されたことはありません。一方で、この区間でも臨時列車としてはかつて、快速上杉まつり号が運転されていました。GW期間に米沢で開催される「米沢上杉まつり」に併せた臨時快速列車です。かつては毎年運転されていましたが、近年では普通列車が増便されるだけになってしまい、最後の運転が2022年です。そのため、およそ2年ぶりに719系による快速が復活したということになりますね。ちなみに今回の臨時快速の停車駅は、快速上杉まつり号と全く同じ停車駅です。

719系一般車による快速といえば、かつて運転されていた仙台シティラビットが有名でしょうかね。719系の代名詞のような列車でもあるのかなと思います。その他、最も最近に山形線以外で走っていたのは、磐越西線719系による快速列車でしょうか。郡山~喜多方間で運転されていました。末期はフルーティアに増結する形で、一般車による快速列車も運転されており、それが最後の719系による定期快速列車でした。その後、2019年夏ごろにE721系の不足により、E721系快速の代走が行われていました。こちらも話題になっていましたね。もちろん、これらの719系狭軌車の719系であり、今回快速として走行した719系5000番台とは異なる車両ですが、719系の快速としてはこのような物があったということですね。
福島~米沢間は非常に普通列車の本数が少ない区間で、新幹線が毎時運行しているような区間ですから、夜の22時台にこのような列車を走らせたというのは、普段山形新幹線を利用している米沢への利用客を救済するための臨時快速という認識で良いのでしょうかね。22:19発のつばさ159号が運休となり、その後の普通列車庭坂行きですので、22時台福島発の米沢行きが無かったために、このような臨時快速ということでしょうか。
今回は719系による臨時快速が運転されたという記事でした。
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