さようなら700系レールスター8編成&500系 2029年までに引退へ!


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本日、500系及び700系レールスター8編成が2029年度までに引退することが発表されました。
近未来ロングノーズ「500系新幹線」 3年後めどに引退へ “世界最速”も老朽化に抗えず - 産経ニュース
500系のうち4編成は2026年度までにN700系の改造により置き換えられることが明らかにされていましたが、今日のJR西日本の発表において、500系の残り2編成も2027年度までに置き換えられることが追加で発表されました。さらに、産経新聞の報道によれば、700系レールスター8編成も2029年度までに置き換えられることが発表されています。置き換える車両はいずれもN700系です。N700系は2024~2026年度にかけて4編成の8両化改造を行うことが発表されていました。今回の発表では更に2026年~2028年度にかけて10編成を短編成化改造を行うことにより、500系の残り2編成と700系の8編成を置き換えるようです。この計画を見ていると、発表はされていませんが、残りの700系の8編成も、2029年度以降にN700系の8両化によって置き換えると見るのが妥当でしょうかね。また、一部で噂されていたような、九州新幹線直通用のN700系の転用ではなさそうですね。九州新幹線用の車両は据え置きでしょうか。




700系レールスター
いよいよ500系の完全引退及びレールスターの置き換え開始も発表されましたね。500系は1997年デビューですから、2027年度引退ということはギリギリ30年持ったということになるのですね。新幹線において、同一の車両が30年も使われるというのは非常に長命だなと感じます。機器更新をしている編成もいるとはいえ、30年というのは凄い数字ですね。また700系レールスターも30年近く活躍することになりますし、N700系JR東海では廃車を進めている形式ですから、その形式をこれから改造して使うというのは、やはりJR西日本は物持ちが良いなと感じます(笑)ちなみにJR東海は13年前後で廃車、JR東日本は20年を超えない程度が廃車の目安になっているようですので、やはりJR西日本における新幹線の長命さが分かるのではないかと思います。ちなみに後継のN700系8両については、8両中3両がグリーン車の改造になることは発表されており、非常にグレードのよい車両になるそうです。これがまた楽しみですね。500系でも元グリーンの乗り得車両は存在しましたが、N700系は3両も連結されることになるわけですから、凄いなと感じます。
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