【500系後継は指定は豪華!?】 N700系8両化 残る2編成や700系レールスターはどうなるか


こんにちは!
今回は先日話題になったN700系の8両編成化による500系置き換えに関する記事を書いていきたいと思います。
先日、N700A系5000番台K編成のうち、4編成を8両編成に改造し、500系のうちの4編成を置き換えることが発表されました。現在、500系新幹線は6編成が活躍しており、そのうちの4編成を2026年度までに置き換えるということです。残る二編成については2027年度以降も残る予定だというものの、いずれは置き換えが視野に入っているということです。
驚きましたね。N700Sは8両編成にもしやすい構成の車両であることが発表されていましたので、500系の置き換えはN700Sになるものだと思っていました。どうやらN700Sを導入するといもN700を改造する方が安く済むということらしいです。N700を改造する方が安くなるなんて、そんなことがあるのですね。


500系

そんなN700系ですが、指定席に関しては全席元グリーン座席の転用となることが乗り物ニュースの取材によって明らかになっています。
trafficnews.jp
8両編成のこだま号は1~3,7,8号車が自由席となっており、4~6号車は指定席です。これは500系も700系も共通です。更に両方の形式共に指定席の座席は2+2配置となっており、通常席よりも豪華な座席になっていました。(700系は自由席も7,8号車は2+2です。)この座席配置は好評だったようで、のちにN700系7000,8000番台(九州新幹線用)にも引き継がれています。この2+2配置を後継のN700系でも続けるようなのですが、改造前のN700系は普通車は全席2+3の座席配置となっています。そこで、3両繋いでいるグリーン車をそのまま転用することで2+2配置を維持するとのことです。つまり元グリーン車の普通車が8両編成中、3両も挟まるということなんですね。元グリーン車の転用車両は500系にもあり、6号車は元グリーン席です。そのため6号車は鉄道ファンに人気車両となっていますが、N700系は全席元グリーン座席になるということで、超豪華な編成になりそうですね。500系の前例からすると、フッドレストのみが撤去され、その他はそのままになりそうです。これは乗るのが楽しみですね(笑)

N700系



ここで気になるのは残る2編成のと700系レールスターの今後ですね。500系の残る2編成については、近い将来の全廃も計画しているとのことですが、敢えてN700系での同時置き換えをしなかった理由が気になる所です。一つ考えられるのは、500系は人気新幹線ですから、フラッグシップの役割として残す可能性があるのかなと思います。それ以外の理由としては、N700系K編成以外での置き換えを計画している可能性ですね。残る編成については、1編成はハローキティ新幹線、もう一編成は機器更新編成(V3,V7,V8)のどれか1編成なのではないかなと予想しておきます。ハローキティも機器更新編成ですから、残る可能性は十分あり得ると思います。そして残る2編成の今後ですが、こちらはまだどうなるのか、なかなか予測はしづらいのかと思いますね。2027年以降近いうちに引退するならK編成の追加改造の可能性が高そうですし、700系レールスターと同時期の置き換えならば、別の動きになる可能性があると思います。
そして700系レールスターに関しては、16編成も在籍していますから、N700系K編成とは別の動きになる可能性があるのではないかと思います。少なくとも、700系レールスターについては、今回の発表では置換の示唆さえもありませんでした。500系を置き換えるN700系K編成は16編成ですので、K編成のみで500系レールスター両方を置き換えることは不可能です。そうなると、今回の改造と同じような動きをすると考えるならば、N700のラージAの改造が視野に入ってくるのではないかと思います。700系レールスターについては、2030年代前半ぐらいまで使い、全編成を一気にN700ラージAで置き換える、こういったシナリオもありえるのではないかと私は思っています。
もしくは、九州新幹線直通用の7000番台の転用の可能性ですね。こちらは19編成存在しますから、500系2編成と700系16編成の置き換えにちょうど良い数字ですね。数字がほぼ一致するのが気になることころです。7000番台は九州新幹線用に全車両電動車になっている特殊編成ですから、わざわざ新車で置き換えて山陽新幹線に入れるよりも、九州新幹線で使い倒す方が良いのかなと私は思っていますが、それでもN700系16両を改造するよりは安価な改造に済みそうですね。ただ、これをするぐらいなら新車を直接いれた方が良いような気もしますが、優等種別に新車を、各駅種別にはお下がりをというのは納得できる差配ではあります。また、7000番台が九州直通から撤退すると、JR九州所有の8000番台はどうなるのかということですが、九州新幹線にも800系がいますから、8000番台が直通撤退するとしても、こちらの置き換えにも使えるでしょうね。(それでも3~4本の余剰は発生しますが…)こちらとも関係する動きになる可能性はありえるのではないかなと思います。
これ以外ならば、新造のN700Sで一気に置き換える可能性もあり得るかもしれませんね。いずれにしても、K編成の編成数と700系の置き換えが示唆されていないことを考慮すると、700系はまた別の置き換え方法になる可能性はあるのかなと思いますね。

今回は山陽新幹線に関する記事でした。N700系の8両編成誕生が楽しみですね。
最後までご覧いただきありがとうございました!