武蔵野線 209系500番台 早期撤退説について考える フラグはいくつか立っている?


こんにちは!
今回は209系500番台に関する記事を書いていきたいと思います。2020年に205系から世代交代が完了した武蔵野線ですが、世代交代完了後の勢力図はE231系34編成、209系500番台11編成となっています。205系の数が42編成もあったことに加え、E231系209系500番台の車齢はそこまで大差ないということで、混在しています。機器更新も製造時期もほぼ同じ同形式ですが、209系500番台には一部で早期撤退の可能性があるのではないか?という噂が飛び交っています。今回はそんな209系500番台の早期撤退説について、本当にあり得るのかどうかを考えてみたいと思います。

まず209系500番台の現況です。
209系500番台は2017年~2019年ごろにかけて機器更新が行われました。そのうち、大多数が新品のVVVFを取り付けていますが、M72編成のみは2009~2010年頃に機器更新された209系2200番台のVVVFの流用品です。そのため、事実上はM72は機器更新から16年程度、その他は7~9年程度ということになります。
一般的に機器更新から10年も経たずに廃車になるのは早い部類ではありますね。言及した209系2200番台は超短命でしたが、それ以外には255系が10年未満で廃車、E217系が10年ちょっとで廃車になった編成がいた程度でしょうか。とはいえ、209系500番台は機器更新自体が少し遅かったので、既に車齢25年を超えています。そう考えると、全体で見るとそこまで若いというわけでもないでしょうね。
こういった状況で、なぜ209系500番台のみに早期撤退説が流れているのかを見ていきたいと思います。

大きな要因がいずれ訪れる武蔵野線へのホームドア設置が影響しています。武蔵野線の駅にも2031年までにはホームドアが付くことが判明しており、それまでにはTASCなどが整備されるものと思われます。このTASCをこれまで209系は付けたことがありません。一部ではMONの209系には付けられないのではないか?という噂もあります。一方で、E231系TASCを付けられますので、ここで運命が分かれるのではないか?といわれているわけです。また、209系500番台にはE231系で行われている室内灯のLED化が行われていません。蛍光灯は2027年に製造禁止になるため、交換されていない編成はこのころを目途に引退するのではないか?と思われています。まだ時間がありますので、今後に交換される可能性はもちろんありますが、あえて外されているというのは気になる点です。

また、209系500番台置換説をより有力なものにするかのように、後継車両の推測も可能なような状態になっています。中央総武緩行線に残っているE231系B編成6編成が、2027年ダイヤ改正までに撤退する可能性が非常に高くなっています。中央総武緩行線は2027年春にワンマン運転がスタートすることが判明しており、それまでにE235系が転属することも判明しています。このE235系によりE231系B編成は置き換えられる可能性が非常に高くなっています。こちらも機器更新から10年も経っていないので、武蔵野線に転属する可能性はあるでしょう。これにより、2026~2028年頃にかけて、209系500番台は少なくとも6編成は置き換えが可能であるわけです。残りの5編成については、例えば余剰が多数発生しているマトのE231系0番台を持ってくれば、置き換え自体は可能です。こういった転属が本当に起こるかはわかりません。しかし、209系500番台の置き換えの噂が立つこと自体、そこまで不可解なことではなく、いくつかのフラグは立っているのではないか?というのが私の考えですね。
やはりE231系209系500番台は車体は似ていても、システムは全くの別物です。このことで、検査周期も209系はE231系より短く設定されており、209系を維持する費用的なデメリットも存在しています。E233系も含め、TIMSが多数を占める京葉車両センターに、ケヨ34も合わせて12編成しかないMONの編成をいつまでも残すよりは、可能ならば置き換えてしまった方が良いというのはその通りでしょう。本当に209系500番台が早期撤退するかは分かりませんが、可能性を否定できないと思いますので、記録をしておくに越したことは無いとは思いますね。
今回は209系500番台早期撤退説について考えてみました。
最後までご覧いただきありがとうございました!