
こんにちは!
今回は中央線に関する記事を書いていきたいと思います。
中央線ではダイヤ改正よりグリーン車の営業運転がスタートしますが、それに伴いいよいよ10両編成の車両が中央線から撤退した可能性が高くなったようです。既に東京駅では10両編成用の車両の乗車位置が隠されたとのことで、車両不足などが発生しない限り、10両編成が走ることはもう無いと見て良いのかなと思います。中央線の現役車両で10両編成の車両はT40編成とT71編成でした。T40編成はグリーン車組み込み工事が行われていますので、なんらかの事情で今後も中央線を走る可能性はあるのかなと思います。一方で未改造のT71編成については、中央線を撤退するのは確実でしょう。いよいよT71編成の中央線での役割は終わったと見るのが妥当なのかなと思います。
T71編成は2020年6月11日にJ-TREC横浜で落成した編成です。E235系よりも若いE233系ということで話題になりました。同じE233系0番台の最古参、H43編成との車齢差はなんと14年。同じ見た目でもこれだけの差があるのですね。E233系もなかなか面白いですよね。T71編成が何故落成したのかといえば、E233系グリーン車組み込み改造中の予備車確保の為です。既に209系トタ81・82編成がピンチヒッターとして中央線で活躍していましたが、更にペースを上げるために誕生したのがT71編成ということになります。そんなT71編成は東海道貨物線などでの試運転も行った後、2020年7月より営業運転を開始しました。

その後も中央線で活躍を続けますが、いよいよ2024年夏にT40編成のグリーン改造が終了し、改造予定の全編成への改造が完了すると、中央線での改造予備車両は運用を離脱していきました。2024年9月にはともにピンチヒッターとして活躍していた209系1000番台のトタ81・82編成と、グリーン車改造の対象外となったH49編成が運用を離脱しました。このタイミングでの離脱となった理由については、12両運転開始に伴いTASCが導入されたからです。トタ81・82・H49・T71は中央線車両の中でもTASC改造が行われていなかった編成で、改造されていなかった編成は中央線での活躍を終えましたが、T71編成はTASC開始直前に対応工事を行い、12両編成の運行開始後も中央線に残り続けました。なぜT71にTASC対応をさせて残したのかと言えば、グリーン車組み込み期間中の予備車確保のためですね。最後の最後まで製造された使命を果たし続けました。
そして2025年1月はT71編成としては初となる車体ラッピング『学園アイドルマスター』ラッピングが行われました。

グリーン車組込による離脱期間が無い編成ということで、T71編成が選ばれたのだろうと思いますが、中央線を去る前の最後の大きな舞台となりましたね。
そして2025年3月に中央線を撤退という流れになります。2020年7月~2025年3月ということで、その活躍期間は5年にも及びませんが、まさしく使命を果たした編成と言えそうです。在籍期間も短いので将来的にネットで『幻の編成』なんて言われて、話題になる編成になりそうですね(笑)武蔵野線205系M66編成とか、南武線205系ナハ45編成みたいな扱いを将来的にされそうだな…なんて思います。
そんなT71編成、新たな嫁ぎ先はどこになるでしょうね。製造から5年も経っていない為、もちろん減価償却も終わっていません。こういったことを考えると、10両すべてが活躍できる箇所が候補になってくるのかな…?と思いますが、どうなのでしょうね。T71編成も千葉地区へのE233系導入関連の動きに絡むのか、それとも青梅線辺りでしばらく過ごすのか、別の動きになるのか、どうなるのかは気になります。他の線区のE233系と比べても、極点に若い編成ですから、どこに行っても『異端児』扱いされるでしょうけれども、新たな嫁ぎ先で新たな装いで活躍する姿を見るのも楽しみですね。H49・T40と共に今後の動向に注目です。
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