こんにちは!
今回はJR北海道のキハ40に関する記事を書いていきたいと思います。
今年のダイヤ改正において、大幅に運用が縮小されたキハ40ですが、その後、廃車や転属の動きが起こっていました。キハ40は室蘭本線(苫小牧~岩見沢)、日高本線(苫小牧~鵡川間)のみの運用となり、こちらの車両は苫小牧の車両が充当されています。そのため、今後も活躍する予定の車両については、苫小牧に転属するという動きが出ていました。そんな転属の動きもいよいよ先日の回送を以て確定したようですので、確定した情報をまとめて見たいと思います。
苫小牧への転属車両
まずは苫小牧へ所属車両をまとめます。
キハ40 1780(苫小牧) 以前より苫小牧所属
キハ40 1759(旭川):3/18転属 ※国鉄色
キハ40 1791(旭川):3/18転属 ※紫水
キハ40 1809(函館):3/20転属 ※道南海の恵み
キハ40 1790(苗穂):3/20転属 ※山明
キハ40 1720(旭川):5/31転属 ※道北流氷の恵み
キハ40 1779(旭川):5/31転属 ※道東森の恵み
キハ40 1749(旭川):5/31転属 ※宗谷色
このようになっています。8両のキハ40が苫小牧所属になったということですね。面白いことに、全ての車両が色物です。いわゆるJR北海道の標準色が消滅しました。改正以前は結構な数の標準色が活躍していたのですが、全てこれらに置き換えられたということになりますね。観光改造されたシリーズの延命は規定路線でしたが、宗谷色や国鉄色といった外装を塗り替えただけの車両たちも延命するとは意外でしたね。おそらく、基本的には苫小牧付近で定期運用について、臨時運用がある場合には各地に出張していくことになるのだろうと思います。
苗穂所属車両
続いて苗穂所属車両です。苗穂のキハ40は定期運用を持ちませんが、マヤ35の牽引や構内入れ替え用などとしていくつかの車両が所属しています。
キハ40 301
キハ40 302
キハ40 304
キハ40 331
キハ40 1761
キハ40 1786
キハ40 1861
これらの車両となっています。
基本的には改正以前から苗穂に所属していたキハ40ですが、1786のみが苫小牧から転属してきています。おそらく山明が苫小牧に転属したため、トレードのような形で1786が転属したのかなと思います。ただ、あくまでも現在活躍中の車両です。苗穂車は営業運転を行うわけではないですから、多少の変動があってもおかしくはないのかなとは思いますね。
これ以外の車両
これ以外の車両については全て廃車となります。
一応列挙してみます。
釧路:キハ40 1705、1714、1736、1755、1767、1778、1800、1801、1803、1805、1806
苫小牧:キハ40 1706(むかわ竜PR)、1723、1783、1785
旭川:キハ40 1716、1722、1725、1735、1744、1745、1775
以上の車両たちは釧路or苗穂に回送され、解体されています。今年の離脱分はウエストコーポレーションへの譲渡はなく、全車両解体になりましたね。これ以上の置き場所はなかったのか、なかなか買い手が見つからないのか、どうなのでしょうかね。
結果的にJR北海道のキハ40はこのようになりました。全廃はありませんしたが、ほとんどが消えましたね。
今後、流氷物語や来年の花たびそうやにキハ40は引き続き使われるのでしょうかね?どうなのでしょうか。苫小牧に相当に余裕を持たせていますので、出張させても大丈夫なのかなと思いますが、どうなるかは一つ注目ですね。
最後までご覧いただきありがとうございました!