引退後の処遇は?さようなら 長崎のキハ47引退へ YC1系で統一 非常に面白い3年間でした


こんにちは!
今回はJR九州に関する記事を書いていきたいと思います。
昨日、JR九州から長崎本線肥前浜~長崎間で活躍しているキハ47が6月末を以て引退することが公表されました。
https://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2025/06/12/20250612_saga_nagasaki_new_car_model.pdf
JR九州は昨年度YC1系を7両導入しました。この7両は現在疎開などが行われていますが、この車両たちを7月1日から導入することでキハ47を置き換えることになるようです。いずれYC1系でキハ47を置き換えるだろうというのは、昨年度から記事にもしていた通りですので、そこまで大きな驚きはありませんが、かなり突然にやってきたのは驚きでしたね。思えば、キハ66を置き換えたのも6月頃でしたね。長崎地区の置き換えは6月が一つの境目になるのでしょうかね。

長崎地区のキハ47
 



それでは置き換えられたキハ47はどうなるのでしょうか?こちらについては、JR九州労働組合資料より判明しています。
https://union-nagasaki.jimdofree.com/app/download/12560838657/%E9%95%B7%E5%B4%8E%E5%9C%B0%E6%9C%AC%E6%83%85%E5%A0%B1303%E5%8F%B7.pdf?t=1748897160
こちらのPDFより明らかになっています。
佐世保車両センター所属のキハ47については、「Choo Choo 西九州 TRAIN」ラッピングの8076、9041のみ引き続き佐世保車両センターに残留し、イベント列車として使うようです。この車両はエグザイルの方にデザインしてもらった車両だとのことですから、しばらくは残すことになったのでしょうかね。
そして残る青色塗装のキハ47の8両については「転配」と書かれています。まあ、こちらもおおむね予想通りでしょう。なぜならば、長崎のキハ47はトイレの様式化改造が行われているからです。長崎地区のキハ47はもともと熊本車両センターと大分車両センターに所属していた車両たちですが、2022年に長崎に転属しました。その転属の際に、トイレを洋式に改造しており、こちらもかなりアピールしていました。トイレの洋式化から時間が経っていない車両ですので、他の地区に転属するというのは納得できるところですね。転属先は鹿児島か直方辺りになるのでしょうかね。
ちなみに転属後の塗装についてですが、おそらく次回検査までは現行塗装が維持されるのではないか?と予想します。この例は過去にあります。2021年に長崎地区からシーサイドライナーカラーのキハ200/220が撤退した際、鹿児島や大分、熊本などに転属しましたが、一旦は塗装を変更せずにそのまま転属し、運用に就きました。その後、しばらくはそのままで活躍し、次回検査の際に赤色に塗り直されるということがありました。この前例に倣うならば、現行の青色塗装はそのまま次回検査までは維持するのではないか?という予想ですね。ただ、長崎地区の色々な駅名が書かれたステッカーは剥がされるかもしれませんね。

キハ47の車内から有明海を眺める

長崎のキハ47はなんどか乗りましたが、非電化後の長崎本線を彩る非常に良い列車でしたので、引退は寂しいですね。やはり海沿いの路線をボックスシートに乗りながら、のんびり眺める旅は非常に楽しいものでした。また、キハ47の青色塗装はなんだかかつてのシーサイドライナーを思い出すような、そんな良いカラーリングでしたね。そのような風情ある旅がついにできなくなるということで非常に寂しいなとは思います。
今回は長崎地区に関する記事でした。
最後までご覧いただきありがとうございました!