こんにちは!
今回は東武鉄道に関する記事を書いていきたいと思います。
本日から、東武10000型11021Fが亀戸線での営業運転をスタートしたようです。
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10000系は過去に亀戸線への入線運用はありましたが、ワンマン運転スタート後は8000系専属となっていましたので、相当久しぶりの亀戸線運用ということになりますね。試運転が続いていましたので、亀戸線導入は意外ではない展開だったのかなと思います。ただ、いきなり11201Fを持ってきているのを見ると、館林地区と都内ワンマンの10000系を共通運用で回すことになるでしょうかね?それとも11201Fは都内ワンマン専属車両になったのでしょうか?8000系時代は、2023年改正まで都内ワンマンは北春日部所属、館林地区は館林所属と所属が分かれていました。しかし、2023年改正以降両地区の車両が共に北春日部所属になりました。所属先が統一された後も、館林用編成は館林での活躍、都内用編成は都内用の活躍でそれぞれ運用地区が分けられており、共通運用ではありませんでした。しかし、10000系導入初日は館林で使われていた11201Fが都内で使われています。10000系からは共通運用にするのか、5編成ほど都内専属車にして、運用を分けるのか、この辺りがどうなるのかが注目かなと思います。
10000型
そんな10000系ですが、現時点では8000系の全数置換を行うのは不可能であると見られます。10000系のワンマン編成については、元々ワンマン車として活躍していた10000型4編成に加え、2023年度と2024年度にそれぞれ7編成ずつ更新を行う10050型14編成の計18編成が最終的には準備されることになります。このうち、現時点で更新が完了し、津覇を出場している10050型は12編成で、元からの10000型ワンマン車が4編成あるため、現段階では16編成がリニューアルを完了している状態になっています。都内ワンマン運用が4運用1予備の5編成配置、館林地区運用は8000系・10000型混交時代が8運用1予備の9編成配置でしたので、計14編成あれば足りることになります。そのため、現在の10000系ワンマン車を合わせると8000系はすぐにでも置き換えが出来そうな状況になってあると思われるのですが、10050型のリニューアル出場車のうち、4編成は現時点では運用に就けない状況になっています。なぜならば、検査を通していないからです。津覇を出場した更新車は検査切れの状態で出場をするため、全編成が南栗橋で検査を通してから営業運転に就くことになっています。そのため、運用に就かせるには南栗橋検査入場が必須ですが、4編成はまだ南栗橋に入場しておらず、留置されたままになっています。そのため、現在の運用可能なワンマン10000系は12編成のみとなっているのですね。この本数では、現段階で都内8000系の全数を置き換えるのは不可能と見られます。亀戸線10000系導入はされましたが、もうしばらくは8000系の活躍を見ることは出来るのだろうと思います。
また、10000系が大師線に導入されるのかどうかも気になる所ですね。その辺りのことは以前の記事で書いています。
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10000系はまだ本格的な試運転が大師線では行われていません。しかし、現在の8000系と同じ運用に10000系を共通で就かせるならば、数日以内に大師線にも入ることになるでしょう。この際に運用調整をして10000系は敢えて大師線に入れないのか、それともそのまま大師線に入るのかどうか、これも一つ注目ですね。大師線にそのまま入るとなると、10000系ワンマン車の大師線活躍は、大師線のドライバレス新型車両導入までの繋ぎということになるでしょう。
いよいよ8000系2連車が全滅に近づいていると思います。8000系は2023年に検査を通した8577F以外の4編成は2025年度が検査期限となっています。8000系に検査を通さずに引退させる予定であるということなのでしょうかね。とりあえず10050型の検査の兼ね合いから、今すぐの全廃ではなさそうな8000系、いつまで活躍をするのかは注目です。
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