こんにちは!
今回は東武鉄道に関する記事を書いていきたいと思います。
10050型2連車のワンマン化改造もかなり進み、10050型の7編成目までが運用を開始しています。そのような中、いよいよ館林地区最後の8000系であった8572Fが運用離脱をした可能性が出てきています。最後の1編成となっていた8572Fですが、8/20に所属先の北春日部に戻ってから、運用離脱が続いています。約1か月の運用離脱となっているわけですね。
館林地区は11257Fのデビューにより、10000・10050型は所定の数が揃い、8572Fは運用に就かなくても良い状況でした。実際に11257Fのデビュー後、4/20からおよそ1か月間運用離脱をしていました。このまま運用離脱かと思いきや、5/20に再び運用に復帰。これ以降も運用の必要のない状況でおよそ3か月間運用に就いていました。しかし、8/20に運用離脱をしたのち、現在の所運用に復帰していません。
更に8572Fが離脱をした可能性がある理由としては、検査期限が迫ってきている編成でもあるということもあります。8572Fは前回検査が2020年10月です。そのため今年の10月に検査が切れる予定になっています。東武は検査期限の延長は基本的にしませんので、8572Fが11月以降に営業運転に就くには検査を通さなければなりません。これまでは、4月に不要の存在になって以降も、大規模検査を受けなくとも走らせられる状態であったため、運用に引き続き就いていたのだろうと思います。しかし、11月以降、検査を通さなければ運用に就けませんから、検査を通さずにそのまま廃車になる可能性もあるでしょう。そのため、もしかしたらこのまま8572Fが廃車になり、8000系が館林地区を撤退した可能性もあるのではないかと思います。
それでは今後の8572Fがどうなるのかですが、こちらは廃車になるのか、検査を通すのか、微妙ですね。8572Fは正月期の大師線増発の予備などのため、都内ワンマン路線用の予備車として残すために検査を通す可能性もあるのではないかなと思います。そうなると、都内で必要のない期間は再び館林を走る可能性もゼロではないかもしれませんね。また館林から撤退をし、車内LED非搭載の8575Fを置き換える可能性もゼロではないのかなと思います。
これまで8000系2連車は検査期限に余裕があっても、不要になるとすぐに廃車にされていきました。しかし8572Fは少なくとも検査期限までは走らせようとする動きがあり、これまでの廃車編成と対応が違うのも事実です。そう考えると、ここまで残されているのは何らかの理由があるのかもしれないなとも感じますが、果たしてどうでしょうね。あっけなく廃車になるか、それとも予備車的な存在で検査を通すか、検査を通したら8575Fを置き換えるか、どの道に進むでしょうか。
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