こんにちは!
昨日、E501系に関する新たな発表がありました。今回の発表はE501系の団体臨時列車に関する情報です。
https://www.jreast.co.jp/press/2024/mito/20250108_mt01.pdf
こちらのプレスリリースにおいて、E501系の新たな団体列車が発表されました。その団体列車は偕楽園駅開業 100 周年記念「水戸観梅号」です。小山(10:05発)~偕楽園(11:15着)となります。この団体列車にE501系K754編成「SAKIGAKE」を使うと発表されました。乗車料金は5800円です。SAKIGAKEを活用した団体列車は多数設定されていますが、その中でも今回の団体列車がこれまでと異なるのは、直流区間まで入線するということです。水戸線は小山~小田林駅間にデッドセクションがあり、この区間から小山側が直流、小田林側が交流となっています。そのため、今回小山駅始発となっている水戸観梅号は直流区間に入線するということになります。E501系は、現在は直流区間の定期運用はありませんが、郡山総合車両センターに入場する際に直流区間を走行します。そのため、直流区間の走行自体は久々というわけではありませんが、乗客を乗せた状態で直流区間を走行するのは2018年9月以来となり、およそ6年ぶりの走行となります。E501系付属編成は、2018年9月頃までは水戸線において定期運用が存在し、その際は小山駅まで乗り入れていたため、直流区間の定期運用がありました。しかし、E501系が水戸線において故障が頻発するようになると、水戸線での営業運転を撤退してしまい、E501系は専ら交流区間専用も車両となりました。その後も、郡山入場以外で直流区間を走ることは無かったのですが、今回のSAKIGAKE小山駅入線で久々に直流区間で営業運転を行うということになりますね。
E501系 SAKIGAKE
E501系の久々の直流区間での営業運転ということですが、これまで水戸線においてSAKIGAKEの団体列車が走行しても、直流区間までは入線しませんでしたので、今回設定されたのはなぜなのでしょうね。交直切り替えを行うことに問題が無いと判断されたということでしょうかね。確かに、郡山入場の際は普通に交直切り替えをしているため、定期運用のように頻繁に切り替えをしなければ、問題なく切り替えできるのでしょうね。今回のことがきっかけとなって、E501系SAKIGAKEの運行区間がどんどん広くなってくれると楽しいものですね。いずれ上野にでも足を伸ばしてくれたら…無理でしょうね(笑)
勝田車両センターにとっては、リゾートエクスプレスゆう以来のイベント用車両ですが、積極的に活用しているようでうれしいですね。定期列車を退いた車両を少し改造するだけで、このようなイベント列車を設定できるというのは、ビジネスモデルとしても良いのではないでしょうか。メンテナンスも基本編成が現役のうちは困らないでしょうしね。ちなみに、1/25には、水戸~日立間の往復でSAKIGAKE婚活列車も運行するようです。SAKIGAKEはジョイフルトレインではないかもしれませんが、かつてのジョイフルトレインみたいに様々なイベントが企画されていて、素晴らしいなと思います。婚活列車の乗車料金・イベント参加料金は5000円とのことです。]
https://www.jreast.co.jp/press/2024/mito/20241220_mt01.pdf
婚活列車のプレスです。
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