泉北3000系 現役は2編成 南海合併後 廃車からの復活はあり得るのか?


こんにちは!
今回は泉北高速鉄道に関する記事を書いていきたいと思います。来年度の4/1、東西二つの鉄道が合併によって消滅します。東が新京成電鉄、西が泉北高速鉄道ですね。今回はこのうち泉北高速鉄道に関する記事を書いていきたいと思います。泉北高速鉄道では合併に向けて、様々な準備が行われているようですね。その最たる例が所有車両のロゴの書き換えでしょうか。「SENBOKU」というロゴから、「NANKAI」というロゴに書き換えられている車両が出ているようです。
そのような中、気になるのが3000系の動向です。泉北3000系は1975年にデビューした泉北の最古参の形式です。元々は60両が在籍していましたが、現在は廃車が進み、3519Fと3523Fの4両×2編成のみの活躍となってしまいました。2024年には、3509F,3511F,3521Fの4両×3編成と、3551F,3553Fの2両×2編成の計16両が廃車になり、3519Fと3523Fの2編成のみの活躍となっています。2編成とはいえども、連結をして半固定状態となっていますので、事実上3000系は1編成のみというような状況ですね。そんな最後の2編成は現在リバイバルで側面が無塗装状態となっています。


リバイバルカラー



デビュー当時のカラーリングである、側面無塗装へのリバイバルが行われ、2024年7月頃からこの塗装で活躍しています。最後の2編成であり、なおかつリバイバルカラーということで注目度が高い車両でしょうね。そんな3000系ですが、現段階で新型車両導入予定が無いことなどから、南海電鉄への合併時も残る可能性が高まってきているのではないか?と思います。もちろん、どうなるかは分かりませんので、ただの予想ですが、現在の状況ならば合併時にそのまま南海の車両になる可能性も十分あり得るのかなと思いますね。現在残っている2編成は1986年と1990年に製造された新しい部類のオールステンレスの編成です。更に車内灯のLED化や3519Fはモケット交換車でもあるなど、ある程度手が加えられています。こういった点を見ると、南海移管後も活躍を続けてもおかしくはないのかなと感じる所です。それどころか、1度廃車になった車両が復活する可能性というのも残されているかもしれません。なぜなのかということですが、廃車になった3000系のうち、3511Fと3521Fの2編成はまだ解体されていないからです。この2編成は昨年1月に引退しましたが、それ以降車両基地で留置状態が続いているようです。ただ単に留置されているだけではなく、昨年5月にはフロントガラスに「廃車車両」という紙を貼ったまま、ホームドアの輸送車両にも使われたようです。このように、廃車にならずに留置されたり、事業用車として使われるといった使い方をしており、未だに解体がされていないようなのですね。なぜ、この2編成を残しているのか、このことを考えた際、南海合併後に南海の車両として活用予定があるかななのではないか?ということも考えることは出来るのかなとも思うところです。3521Fに関しては、3519Fと同年代で1986年に製造された編成です。3511Fに関してはセミステンレスの1979年製で、古い編成ですが、現在まで残されています。現在の泉北の運用上は必要ないため廃車になっていまずが、合併後に南海の車両として使われる可能性というのはゼロではないように感じるのですね。南海合併後、そのまま高野線や泉北線で活躍することも考えられるでしょうし、もしくは2010年代に泉北から南海に譲渡された3000系の走っている南海本線に転属する可能性も考えられるのではないかと思います。いずれにしても、廃車から1年以上解体されずに残っている意味というのが気になる所で、3511Fと3521Fの2編成の動向には注目なのかなと思う所です。南海合併後に廃車から、南海の車両として復活する可能性はあるのではないかな?と思っています。
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