80000系導入後の野田線は?発表済の8000系,10000系,60000系の動向などをまとめよう


こんにちは!
今回は野田線に関する記事を書いていきたいと思います。
野田線80000系のプレスリリースが発表されてから数日経ち、様々な情報が報道等により分かっており、野田線の今後の展望が見えてきたような形です。野田線の今後は果たしてどうなるのでしょう。発表されている様々な情報をまとめてみたいと思います。
この記事ではまずは情報を列挙し、最後に情報元のURLを記載したいと思います。いつものように記事途中に情報元を並べると記事がごちゃごちゃしてしまいますのでね…。まずは情報をまとめます。

80000系

まずは80000系から。80000系導入以降、野田線は5両化されることが発表されています。製造本数は4両編成×18編成、5両編成×7編成です。4両編成の方は60000系の中間車を組み込み、5両化することで編成が完成するような形になります。製造は近畿車両となります。性能としては、「同期リラクタンスモータを採用した車両推進システム(SynTRACS🄬)およびリチウムイオン二次電池SCiBTMとSIV装置を組み合わせた車上バッテリシステム」を搭載(プレスの原文まま)している他、混雑度などを図るRemotoシステムも搭載されます。様々なシステムが搭載される新形式となりそうです。またうれしーとと呼ばれる、ベビーカー利用者向け座席も搭載されることになります。80000系について分かっているのはこんなところでしょうかね。

60000系


続いて60000系です。60000系は2013年から野田線に導入された形式ですが、この形式は野田線に残留します。しかし、60000系も80000系に併せて5両化が行われることになり、現在の6両の姿は見納めです。そして抜き取られた1両は80000系の4両編成製造組に組み込まれます。こちらは80000系の章で述べたとおりですね。そしてここからがプレス外の情報で報道から判明した内容ですが、80000系に組み込まれる60000系の1両は80000系の内装と同じような形に改装されるようです。イメージとしてはE235系に組み込まれたE231系4600番台のような改造になるのでしょうかね。どこまで80000系に似た内装になるのか、楽しみですね。
また5両化される60000系の方にも、東芝のリチウムイオン2次電池SCiB」が搭載される可能性があります。このリチウムイオン電池が43編成分受注されているということなのですね。そのため、60000系にもこの電池を搭載する可能性があると、こういったことが分かっています。そのため、60000系は5両化と共に改修が入る可能性があり、もしかしたら改造期間中は60000系にも離脱車が出るかもしれませんね。南栗橋か津覇あたりで何らかの改造が行われる可能性があると思います。

10000系列


続いては10000系列です。10000系列は10030型5編成と10050型4編成の9編成が活躍しています。これらの車両の今後は、今のところ「置き換え後に順次廃車」と報道されています。この記述を素直に読むと、リニューアルの10030型も廃車になるということになりますね。以前、リニューアル車も含めて全車廃車では廃車になるのではないか?といった記事を書きましたが、報道通りならば、この記事はあっているということになりそうですね。

8000系



最後に8000系です。8000系についても「置き換え後に順次廃車」と記述されています。こちらは想定通りですね。スーパー8000系勿体ないな…などと思ってしまいますが、もう改造から20年以上使っていますし、宇都宮線用などはとっくに廃車になっていますし、十分使ったということでしょうね。しかし、別枠で記載されている編成があります。その編成が8111Fです。報道によれば8111Fに関しては処遇未定とされているとのことです。東武博物館の動態保存車ですから、簡単に廃車にするわけにはいかないのでしょうかね。野田線での臨時拝命を終えたら、また南栗橋に戻って、イベント用に戻る可能性もあるのかなと思います。

こんな感じでしょうね。
新型車両導入まであと1年ほど、いよいよ野田線の旧型車両の終焉が近づいていると思うと寂しいですね。5両化には懸念もありますが、まずは新型車両の導入を楽しみにしたいと思います。

報道記事等

https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/releases/202404161247115gFjCdYsG3H5MfjtzUEqxQ.pdf
↑80000系 プレスリリース

www.nikkei.com
リチウムイオン電池43両分受注記事

news.yahoo.co.jp
8000系,10000系,60000系の今後が示された記事

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