こんにちは!
先ほど、JR九州の有価証券報告書が更新されたようで、これまでの計画にプラスして813系のリニューアルが行われることが明らかとなりました!
https://www.jrkyushu.co.jp/company/ir/library/securities_report/__icsFiles/afieldfile/2024/06/21/9142.FY2024.securities_report.pdf
こちらの資料の50ページです。
813系のリニューアルについては、着手年月が2023年10月、終了年月が2038年となっています。つまり15か年計画となっていることになりますね。ものすごく長い計画であると思いますが、2038年ってもうたった15年のことなのですね…。そのことが驚愕です(笑)どんな未来か想像つきませんけれども、遠い先の未来の頃まで813系が続いていると考えると、凄いな…と思いますね。
2038年には813系はデビューから40年を超えています。(813系は1994年誕生です。) もちろん、2000年代後半に製造された編成も存在しますので、全車両が2038年時点で40年を超えているわけではありませんけれども、形式が誕生してから40年超でのリニューアル完了というのは凄いなと単純に思いますね。
813系
2023年10月開始とされていますので、おそらくこのリニューアルには現在行われているロングシート改造も含まれているものと思われます。813系のロングシート改造は11月に出場したRM2214編成からスタートし、現在は8編成完了しています。この工事は813系全車両に行われる予定で、2028年に完了予定であることが既に発表されています。しかし、有価証券報告書の計画では2038年に完了予定と書かれていますので、ロング化の後にも10年間何かしらの工事が行われることがわかるわけですね。そのため、機器更新などの走行機器の更新も予定されているのではないかと推測されます。
このリニューアルの対象を考えてみると、この有価証券報告書に書かれている「リニューアル」が、ロングシート化改造も含まれているとすると、この「リニューアル」の対象としては813系全車両ということになるでしょう。 ただし、全車両の機器更新等が行われるのかどうかは不明ですので、こちらが注目なのではないかということですね。車齢等を考えると、必ずしも全車両に機器更新が行われるとも限らないのではないかな?と思っており、初期車等を中心に機器未更新車両が出てくる可能性も一概には否定できないのではないか?とは思いますが、どうでしょうね。この辺りは機器更新のペースや車齢等によるのかなと思います。
また、ディーゼル機関車の新造についても記載されています。こちらは2023年5月開始、2027年完了予定となっています。おそらく既に開発や発注等が済んでいるのではないかなと思います。JR九州の新造ディーゼル機関車については、2021年にDD200 701が製造されています。おそらくこの続番となるのではないかな?と思っています。新型機関車の製造が発表された以上、DE10も本格的な置き換えが進んでいくのではないかなと思いますね。
813系の機器更新もいよいよ見えてきたということで、非常に楽しみですね。
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