こんにちは!
今回は東京メトロ02系に関する記事を書いていきたいと思います。
先月の28日、朝からTwitterがざわざわしていましたね。何故ざわざわしていたのかと言いますと、02‐101Fが突如として運用復帰したためです。02‐101Fは2024年3月31日を以って営業運転を終了し、しばらく中野基地に留置されていました。02系は2023年度中の引退が発表されていた上、2か月ほど運用に就いていないということで、02‐101Fは運用離脱をし、02系は引退したものと見られていました。しかし、5月28日に突如として運用復帰したということで、大きな話題となりました。それではなぜ、02系が営業運転を復帰したのでしょうか。また現在の02系の扱いはどうなっているのでしょうか。今回はそのことに関する記事を書いていきたいと思います。
02系
02系は完全予備扱い?
それではまずは02系が現在どのような扱いなのかということを考えてみると、完全な予備車扱いなのではないかと思います。どうやら東京メトロの車両紹介のページから02系が削除されていないようですし、さらに復帰もしているため、完全引退扱いではないのだろうということが分かると思います。しかし、予備車扱いとは言えども、本当に必要な場合のみ、必要最小限の範囲内で営業運転に就かせているのでしょうね。現在、丸ノ内線の2000系は2101Fと2105Fの2編成が5月中旬ごろから長らく運用に就いていない状況が続いています。どうやら2101Fは検査期限のようですが、2105Fについての離脱理由は不明です。そのため、現状では2編成が使えない状況となっています。丸ノ内線の運用数は49運用ですので、2編成離脱していても、1編成分の予備はありますが、それでもなお2000系が使えない状況である場合に、02系を使っているのだろうと、こういったことなのではないかと予測します。実際に、02系の運用は28日一日に限られており、それ以降運用に就いていません。そのため、基本的には使わないものの、車両が足りない場合には02‐101Fも使っていると、このような状況なのではないかと思います。
今後の運用の可能性は?
それでは今後も運用をする可能性はあるのでしょうか。可能性としてはあり得ると思います。2000系が足りない場合は02‐101Fが再び運用に就く可能性はあるでしょうね。少なくとも28日に運用に就いていることを見ると、いつでも稼働できる状態を保っているようです。今後も2101Fと2105Fの離脱が続いているうちは、02‐101Fが運用に就く可能性もあると思いますね。
しかし、丸ノ内線は2024年度からCBTCの導入を予定しています。更に来年度以降、自動運転の実証実験も行う予定ですし、将来的な昇圧も検討されています。このことを考えても、02‐101Fがいつまでも予備車として残り続けることは考えにくいのではないかとは思います。あくまでも現時点では予備車という扱いであり、その期間は長くは続かないのではないかとは思いますね。特にCBTCが始まると、非対応の02系は本線走行不可能ということになりますから、長くともCBTC稼働開始までの活躍ということにはなるでしょうね。かつてのハエ28や5320Fほど長くは走らないとは思います。何かの改造の予備というわけでもなさそうですからね。
今回は02系の復帰を考える記事でした。また走ると良いですね。まさかのボーナスステージ、いつまで続くでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました!