鶴見線205系 T19編成 郡山へ廃車回送!中原と国府津を行き来した編成、廃車へ

こんにちは!
今回は鶴見線205系に関する記事です。
本日、205系1100番台のラストナンバーであるT19編成が郡山総合車両センターに向けて廃車回送が行われています。牽引はEF81 134[新潟]です。昨日、EF81は新潟から単機で回送され、本日の廃車回送に備えて国府津にやってきていました。



廃車回送の様子

205系鶴見線の廃車は基本的にはほぼ検査順での廃車となっています。T12編成は例外で少し早く廃車になっています。今回廃車になったT19編成は、現在残っている205系1100番台の中で一番古くに検査を受けた編成ではあります。とはいえ、全編成2023年に検査を受けていますので、そこまで差があるわけではありませんけれどもね。T19編成が2023年1月、T15編成が5月、T17編成は7月です。そのため、検査順では最も古くに検査を受けた編成が今回の廃車対象になったということですね。

T19編成の現役時代の様子
そんなT19編成ですが、この編成は引退後、一旦国府津疎開された後に、再び中原に戻り、その後再び国府津に移動してから廃車になった編成です。これまでの疎開歴をまとめてみるとこのような形になります。

2023年12月28日 国府津車両センター 疎開回送【T11編成と連結】
2024年4月11日 国府津車両センター 疎開返却【単独】
2024年6月22日 中原車両センター 撮影会
2024年6月23日 国府津車両センター疎開回送【単独】
2024年6月25日 廃車回送



このようになっています。運用離脱後に4か月間ほど国府津車両センター疎開された後、4月に中原へ帰還。2か月ほど里帰りをした後に、国府津に再び疎開され、廃車になっています。なぜ中原に戻ったのかを考えますと、おそらく交番検査の兼ね合いもあるでしょうし、国府津E233系サロの疎開が始まったこともあると思います。短い間ではありますが、T19編成とE233系サロの疎開並びも見ることが出来、2024年の前半の疎開を象徴する並びになるのではないかなと思います。

このように運用離脱後、7か月ほど残っていたT19編成ですが、廃車ということです。この編成の廃車を以って、残りはT15,T17編成の2編成のみになります。回数的には残り一回の廃車回送で済んでしまう本数ですね。いよいよ205系1100番台の終焉が見えてきたなと感じます。今後は中原支所の牽引車の役割や205系1000番台の動向など、そういった点も気になる所です。
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