E217系 残存率3割切り!Y-101編成の引退も近い?落成30年を迎えられるか?


こんにちは!
今回はE217系に関する記事を書いていきたいと思います。
昨日、E217系の付属編成Y-109編成、Y-122編成の2編成が長野総合車両センター廃車回送されました。この2編成の廃車を以って、基本編成が16編成、付属編成が13編成の合計228両となり、製造数745両の30%を切った形となりました。最近、日中に総武快速線横須賀線に乗車しても、乗れないことが多くなりましたね。昨年末ぐらいまでは待てば来る…ぐらいの感じでしたが、最近は待っても来ないような状況になっているなと感じます。いよいよ引退が近づいているのだということを実感するばかりです。



そんな中ですが、E217系については付属編成の中にY-101編成,Y-102編成が残っており、こちらの2編成は量産先行車です。基本編成はY-1,Y-2編成共に廃車になってしまいましたが、付属編成については量産先行車の編成が2編成とも残っており、最近は特に人気になってきていますね。そんな量産先行車の2編成ですが、今年の8月に車齢30年を迎える予定です。209系は多数の編成が30年を迎えつつありますが、E217系はまだ量産先行車でさえも30年突破していないのですよね…。Y-101編成は8/18、Y-102編成は8/30に車齢30年を迎えます。E217系で車齢30年を迎える可能性がある車両というのは、現実的に考えればこの2編成だけです。他の初期編成は既に廃車になっていますので、この2編成が8月までに廃車になれば、E217系で30年を突破する編成は現れなかったということになります。それでは現実的に8月まで残るのでしょうか。
まず、Y-101編成。こちらは非常に微妙です。個人的には8月までに廃車になる可能性が高いとは思っています。というのも、現存編成の中でも、検査を受けたのが2番目に古い編成であるからですね。検査を受けたのが古い編成としては、Y-133編成が2021年3月、Y-101編成が2021年6月に、Y-112編成が2021年12月の検査となっています。ちなみに昨日廃車となったY-109編成は2021年3月、Y-122編成は2021年11月の検査でした。このように既にY-101編成よりも後に検査を受けた編成も廃車になっており、Y-101編成も廃車が近づいているのが容易に想像できるような状況です。ちなみにY-133編成は2021年の検査後、およそ300日ほど疎開期間があり、こちらはまだしばらく残ると思われます。Y-101編成も60日超の疎開期間がありますが、この日数は特出して疎開期間が長いわけでもありませんので、次の廃車候補はY-101編成なのかと思います。撮影会用などで、期限ぎりぎりまで持たせる可能性もあるのかとは思いますが、順当に行けば次の候補です。果たして8月まで残るのか、一つ注目ですね。

Y-101編成
Y-102編成についても、安泰とも言えない状況かなと思います。Y-102編成は検査を受けたのが5番目に古い編成ですので、廃車のペースによっては8月まで残らない可能性もあるでしょう。Y-101,Y-102編成共に微妙な状況なのかなと思いますね。

Y-101,Y-102編成が客寄せパンダとしてしばらく残るのか、それとも容赦なく廃車になるのか、どうでしょうね。個人的には客寄せパンダにする可能性は低そうだと思っていますが、どうでしょう。一方で湘南色復刻など、これらの編成の経歴に注目した撮影会がこれまで設定されてきたのも事実です。今後の動きには注目でしょうね。
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