新京成8800形をまとめよう 機器更新・廃車・リニューアルの現状


こんにちは!
今回は新京成電鉄に関する記事を書いていきたいと思います。
来年に京成電鉄との吸収合併を控える新京成電鉄。合併に向けて、これ以上の新型車両の新造は控えるのかな?と思っていましたが、どうもそんなことは無いようで、2023年度末には、2023年度の予定数(1編成)を超えて、2編成が誕生しました。それに伴い、旧来車両の8800形が徐々に廃車になっています。一方でリニューアルや機器更新も進んでいます。今回は新京成8800形の現状をまとめてみたいと思います。

現状を表で

まずは現状を表にまとめたいと思います。

編成番号 リニューアル 機器更新 廃車 京成乗入
8801F 2022.11
8802F 2019.8 2019.8
8803F 2020.5 2016.2
8804F 2023.11
8805F 2024.03 ×
8806F ×
8807F 2017.2 2017.2
8808F
8809F ×
8810F 2018.2 2018.2
8811F
8812F 2022.2 2022.2
8813F 2020.10 2020.10
8814F 2023.9 2023.9
8815F 2022.11
8816F 2018.9 2018.9



形態差は?

これを大まかなグループにまとめるとこんな感じになりますかね。
①廃車組(8801F,8804F,8805F)
②未更新組(8806F,8808F,8809F,8811F)
③内装更新(8815F)
④全更新(8802F,8803F,8807F,8810F,8812F~8814F,8816F)

①の廃車組は既に廃車になっている編成ですね。すべて未更新車が廃車になっています。現在までに3編成が廃車となっています。
②は機器更新も行われておらず、GTO-VVVFを搭載し、なおかつ内装更新も行われていないグループです。このグループは現在4編成存在します。未更新車は廃車になる編成も存在しますが、一方で昨年度までリニューアルも並行して行われており、今年もリニューアルが行われる編成が出てくる可能性はあると思います。
③は1編成のみの特殊な編成です。8815Fは2022年にリニューアルを行ったのですが、内装更新のみを行い、機器更新は行われませんでした。理由は不明ですが、この編成が今後機器更新が行われるのかは気になりますね。この後にリニューアルされた8814Fは機器更新も行われており、8815Fのみ機器更新をしない事情があったのかが気になる所です。ちなみにリニューアル編成は行先表示器のフルカラーLEDに換装されます。
④は現在の多数派、内装更新・機器更新全てが行われた更新車です。未更新車ではGTO-VVVFでしたが、更新車ではSIC-VVVFに換装されています。機器更新車はおそらく京成に移管した後も、しばらくは続けるでしょうね。
リニューアル工事には微妙な違いがあり、8814F(全更新)、8815F(内装更新)の直近にリニューアルを受けた2編成のLCDは、これまでの横長のパッとビジョンから15インチのLCDに変わっています。こちらも微妙な違いでしょうかね。

こんな感じになっていますね。廃車が発生しながらも、リニューアルは継続しているわけですが、今後京成電鉄になるとどうなるのでしょうね。8800形のリニューアルはさすがに打ち切りでしょうかね?また、80000形が京成移管後も製造されるのかも注目なのかなと思いますね。
今回は京成8800形に関する記事でした。
最後までご覧いただきありがとうございました!