舘林8000系の現状 今後が微妙な存在の8572Fの行く先は?【なぜ微妙?】


こんにちは!
今回は東武8000系に関する記事を書いていきたいと思います。
館林地区の8000系は10050型の導入により、次々と置き換えが進んでいきました。置き換えられた編成は廃車となる編成と都内ワンマン路線に転用する編成の二つに分かれています。まずは現状の舘林・都内8000系、10050型の現状をまとめたいと思います。

【舘林8000系】
8561F:1月11日廃車
8562F:2月19日廃車
8572F:運用中
8574F:都内ワンマン転用
8579F:都内ワンマン転用

【都内ワンマン8000系】
8565F:2月19日廃車
8568F:3月8日廃車
8575F:運用中
8576F:運用中
8577F:運用中

【舘林10050型】
運用中:11258F、11261F、11263F、11266F 4編成

このようになっています。
既に10050型が4編成デビューしており、それに伴い8000系も舘林・都内ワンマン併せて4編成が廃車になっています。まだ5編成目の10050型が誕生していないため、館林には8572Fが残っています。次の10050型は11257Fになると思われますが、こちらの編成は既に津覇工場でリニューアルが佳境に入っており、屋外留置が確認されています。津覇を出場し、南栗橋で検査を通し終えると、いよいよ8572Fは撤退ということになります。




そんな8572Fは果たして廃車になるのでしょうか、それとも都内ワンマンに転属となるのでしょうか?このことを考えてみましょう。こちらは非常に微妙なラインです。まず検査期限は2024年10月です。検査期限ぎりぎりなのですよね。そして都内ワンマンに転属する場合、何を置き換えるのか?ということですが、8575Fか、もしくは何も置き換えず予備車になるかです。まず8575Fを置き換える場合、その理由ですが、8575Fはバリアフリー非対応で車内LED表示器も設置されていない編成ということです。一方で8572Fはバリアフリー編成ですので、車内設備の充足の為に8575Fを置き換えるのではないかということですね。そして予備車になる場合ですが、これまで都内ワンマンは1予備で回してきましたが、これにはカラクリがあります。そのカラクリというのが、車両不足時には館林地区の8000系で代走するというものです。そのことにより、都内ワンマン車は1予備体制となっていました。しかし、館林から8000系が撤退してしまうため、代走が出来なくなるのですよね。そのため都内ワンマン予備が1編成増えるのではないか?ということですね。このように8572Fの今後は様々なシナリオが考えられ、どうなるか非常に微妙な存在であるということですね。まだしばらくは館林で活躍が続くのでしょうが、今後の8572Fは果たしてどうなるのでしょうね。気になる所です。
今回は館林の8000系に関する記事でした。
最後までご覧いただきありがとうございました!