211系延命工事 他会社の同じ顔の他形式は25年以上前に受けている工事でした(笑)


こんにちは!
今回は211系延命工事に関する記事を書いていきたいと思います。まあ記事と言うか雑談ですね。今回も軽~くいきましょう。
さて、今から1か月ぐらい前、目玉が飛び出るようなニュースが飛び込んできました。ツイッターを見ていたら飛び込んできましたが、なんと高崎地区の211系が延命されるというではないですか!JR東日本の延命はそもそも長期計画では明らかにされていましたし、近年ではキハ110や701系等で行われており、JR東日本の車両の長寿命化の方針自体はもちろん知っていました。しかし、あくまでも対象は少なくとも新系列電車(気道車ならばキハ110以降)だと思っておりましたが、まさか211系にもするなんて…と驚きました。ただ、実際に蓋を開けてみると、まあそんなもんだよな(笑)という内容でした。その内容と言うのが、「車両の屋根上のベンチーレーターを撤去して、幕板を貼る工事」や、屋根の補修工事ということで、リニューアルと言うよりはメンテナンスの一環ですね。この「延命」というのは、せいぜい数年で、JR西日本の体質改善工事のように十数年も使うことを見越したものではないということですね。VVVF改造でもしてくれれば、とんでもないなと思いましたが、そんなこともなく。まあ、数年でも長く活躍することが確定したのは良かったかなと思います。いずれ、211系の延命の狙いを考える記事を書きたいですね。
そんなベンチレーター撤去、日本全国にいる211系と同じ顔の兄弟はとっくの昔に行われている改造です。同じ顔の車両はいつごろに撤去されたのでしょうか?


211系高崎車


415系1500番台(JR九州


まず一つ目のベンチレーター撤去車両はJR九州415系1500番台です。1997年ごろよりベンチレーターが撤去されました。もちろん、2000年代に譲渡された415系Fo1501編成も撤去されています。JR九州の車両は1500番台に限らず、415系鋼製車や103系、キハ40系列などもベンチレーターを撤去しており、実は屋根上改造には積極的な会社なのですよね。不要な物を取り外して、車両の状態を良い状態で保るというのは良いことですね。JR東日本が2024年にやる予定の回収を25年以上前に既にやっているJR九州でした(笑)

②213系0番台(JR西日本


続いてはJR西日本の213系です。JR西日本の213系は2012年~2015年に体質改善工事が行われていますが、その際に一緒にベンチレーターを撤去しています。こちらは大規模修繕のメニューの一つということで、撤去時期は遅めですね。

この2形式が211系顔でベンチレーター撤去形式ですね。
これらの形式に続いて高崎の211系はベンチレーターを撤去するということです。211系の屋根は全塗装されるでしょうから、綺麗な屋根の211系が増えるのは嬉しいですね。これは新系列電車でもそうですが、なかなか屋根全塗装って無いですからね。綺麗な姿を記録できれば良いなと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!