こんにちは!
今回はJR北海道のキハ40に関する記事を書いていきたいと思います。
JR北海道ではH100系の導入によりキハ40が少しずつ姿を消しています。そして昨年末にはキハ40が2025年のダイヤ改正を以って全廃することが発表されました。当然ながら今年の改正でもキハ40は姿を消す路線もありますので、今回は今年のダイヤ改正でキハ40が撤退する路線をまとめたいと思います。ダイヤ改正まであと2週間もありませんが、乗車したい方はお急ぎください。
https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20231215_KO_kaisei.pdf
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JR北海道 プレスリリース
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JR北海道 キハ40
1.石北線 上川~網走間
まずは石北線です。石北本線の上川~網走間から撤退が発表されています。現在、キハ40とキハ54が活躍していますが、次回改正においてすべての車両がH100系に置き換えられます。現在キハ40は石北本線において12運用存在しますが、こちらがすべて置き換わる形になりますね。石北本線では1日一本、遠軽~旭川間を3時間半以上かけて走行する便が1日一本のみ(4622D)走っていますが、このロングラン運用も撤退と言うことになるでしょうね。ちなみにH100系化で最大9分ほど速達化されます。
2. 釧網線
続いては釧網線です。釧網線は釧路~網走間を結ぶ路線です。オホーツク海が非常によく見える路線で綺麗な路線であり、冬には流氷を見るための列車として、キハ40にラッピングや観光改造を施した流氷物語号が運転されています。そのような観光路線としても人気の路線ですが、こちらからもキハ40は撤退します。冬に運転される流氷物語号の来年の運転がどうなるのか、こちらも含めて撤退するのかは定かではありません。
3. 函館本線 札幌~岩見沢間
こちらはダイヤ改正のプレスリリースでは発表されていませんでしたが、札幌~旭川間の直通便で唯一キハ40が使われる923DがH100系化されることが発表されています。このことにより札幌~岩見沢間でもキハ40が撤退するのは確実ですね。こちらの運用には苗穂所属のキハ40が充当されていますが、H100系への置き換えに伴い、定期運用を失うことが見込まれます。
岩見沢~旭川間については、キハ40の運用が完全になくなるかは不明ですが、無くなる可能性もあると思います。こちらも注視した方が良いと思います。
こんな感じですね。
最後に2024年改正後残るとみられる路線・不明な路線を記載して終わりたいと思います。
【ほぼ確実】
函館本線(函館~長万部間、藤城支線、砂原支線)
室蘭本線
石勝線
日高本線
根室本線(滝川~東鹿越)※富良野~新得廃線に伴い3/31まで
【不明(発表無し)】
根室本線(滝川~富良野)※3/31以降
函館本線(岩見沢~滝川~旭川間)
宗谷本線(音威子府~稚内)
こんな感じかと思います。
旭川のキハ40の運用が大幅に整理されますので、富良野~新得間廃止後の根室本線と函館本線に岩見沢~旭川間、宗谷本線がどうなるのか、こちらが特に注目でしょうね。ちなみに5月以降の旭川~稚内間で運転される花たびそうやにはキハ40が充当されることが発表されています。
今回はキハ40に関する記事でした。
いずれにしても2025年改正で観光列車を除き全廃となる予定です。キハ40の活躍もあとわずかですね。
最後までご覧いただきありがとうございました!