E653系普通に加え413系の旧信越本線普通列車運転! 乗り得列車もあるトキ鉄


こんにちは!
今回はえちごトキめき鉄道のダイヤ改正に関しての記事を書いていきたいと思います。
https://www.echigo-tokimeki.co.jp/userfiles/elfinder/information/20231215_dia_kaisei.pdf

えちごトキめき鉄道プレスリリース

トキ鉄といえば、413系・455系が人気の鉄道ですね。現在検査の為、運休となっていますが、2024年改正より復活します。またE653系による普通列車も引き続き運転されますので、今回はその記事を書いていきたいと思います。

まずはE653系普通列車に関する情報を。


E653系 しらゆき編成

昨年のダイヤ改正よりE653系による普通列車「おかえり上越」が運転を開始しました。この列車は「毎日走る臨時普通列車」という扱いで、夜の新幹線接続を意識した直江津までの普通列車として、20~22時台の1時間に一本、計3本が運転されています。そんなおかえり上越のうち、22時台の新井始発のおかえり上越号にはE653系が充当されています。この列車は普通列車としての運転の為、E653系に唯一普通料金のみで乗れる乗り得列車になっているのです。新井~直江津と25分ほどの短い時間ではありますが、E653系の貴重な普通列車運用です。この運用は元々はしらゆきの折り返しとして回送で直江津に戻っていました。しかし、回送として走らせるぐらいならば、新幹線接続にぴったりな時間に走る普通列車にすることで、上越妙高駅での新幹線との接続時間短縮につなげたいということで客扱いをすることになったと、こういった経緯で走り始めた普通列車です。この列車は臨時列車ながらも改正後も走るということで引き続き乗ることが出来ます。私鉄区間でJRの特急に普通料金で乗れる珍しい列車ですので、興味のある方はぜひ乗ってみてください。



そして今回の改正で種別が変更される列車もあります。その列車と言うのが413系で土日休日に運転される臨時快速です。
現在、検査の為に413系は運休していますが、運行時の413系は基本的に日本海ひすいライン直江津~市振間で急行列車として運転されています。しかし、土休日には妙高はねうまラインにおいて臨時快速列車として、直江津8:43発妙高高原行きと妙高高原9:44発直江津行きが運転されています。この列車がダイヤ改正後、普通列車に格下げされるということです。そのため旧信越本線において413系普通列車が誕生します!ただし、格下げとは言えども、北新井駅に追加で停車するに留まり、運転時間はほぼ変わらない(上越妙高行きはむしろ早まっている)ため、不便になるということはありません。北新井駅の利便性向上という側面が大きいのかと思います。

日本海ひすいラインの急行運転区間は急行料金が必要ですが、この普通列車は普通料金のみで乗ることが出来る列車です。更に妙高高原からはしなの鉄道115系も走っており、旧信越本線直江津~軽井沢まで、413系115系のみで行くことも可能にはなっています。(接続時間が良いとは言えませんが…(笑))413系115系による旧信越本線の旅を楽しむのも良いかもしれませんね。
ちなみに455系の1号車は指定席で運転されますので、455系に乗りたいという方は指定席料金を払うと良いと思います。

そしてもう一つ、実はトキ鉄としなの鉄道で接続が悪くなる便もあります。
その便が2348Mの直江津8:12発上越妙高行きです。これまで妙高高原に9:01の到着後、上越妙高を9:28に出発し長野に向かうしなの鉄道の便がありました。しかし、トキ鉄が運転時間延長により、妙高高原9:17着になることに加え、しな鉄がこの便を9:08発に発車時間の変更をすることにより、2348Mの妙高高原でのしなの鉄道への接続時間が大幅に延長されることになります。しな鉄の9:08発の次の列車は10:52となり、接続が1時間半以上かかることになります。これはどうにかならなかったのかな…?と思いますが、トキ鉄にもしな鉄にもそれぞれ事情があるのでしょうから、なかなか難しいのでしょうね。ご利用になる際、この点は少し注意する方が良いのかなと思います。

今回はトキ鉄のダイヤ改正を簡単に見ていきました。E653系413系の普通は注目ですね。
最後までご覧いただきありがとうございました!