【乗り得】ダイヤ改正で255系普通列車誕生へ!グリーン車の扱いは?


こんにちは!
今回は房総におけるダイヤ改正関連の話題を扱いたいと思います。先日、255系ダイヤ改正以降も6/28まで活躍することが分かったことを記事にしました。
e231211.hatenablog.com
ダイヤ改正後も255系わかしお・さざなみで活躍するということなのですが、255系の充当便に一つ面白い列車が存在します。その列車とはわかしお15号です。わかしお15号は19:00に東京駅を出発し、安房鴨川まで行く便になっています。その便ですが、勝浦からは普通列車になります。そのため、勝浦~安房鴨川間は普通列車として運転されるのですね。この便は2024年改正前までもわかしお17号として存在しており、E257系によって運転されていました。そのためE257系による乗り得列車だったのですが、改正後~6/28までは255系で運転されるため、この三か月間のみ255系による普通列車が運転されることになります!255系による勝浦以遠の普通運用は2015年3月改正以来、およそ9年ぶりの復活と言うことになります。
どう思います、このダイヤ。引退直前になって、本格的な活躍時期よりも面白い列車に充当されるなんてどうなっているのでしょう(笑)これは255系がというよりも、このスジを引いた千葉支社が相当混乱しているのだろうな…と思います。おそらく通勤快速廃止関連でこの便を9両にしたかったのでしょうね。ちなみにこの時間に運転されていたわかしお17号はE257系による10両編成での運行であり、なおかつこの17分後には通勤快速君津行きが運転されています。17分後の通勤快速が格下げされることに加え、特急まで5両になってしまうと混雑するかもしれないため、この便に255系を突っ込むことになったのではないかと推測しますが、果たしてどうなのでしょうね。そのような、普通列車に化ける便に255系が充当されることから、255系による乗り得列車が誕生するというわけです。


255系



そんな255系普通列車、普通区間グリーン車はどのような扱いになるのでしょうか?
現時点で分かっていることは東京から鵜原安房鴨川の各駅まで通しで乗る場合は、通しでグリーン券を買うことが出来ることが分かっています。

勝浦駅グリーン車が締め切られるということはなく、東京から通しで乗ること自体はできるようです。
また、試しに茂原~安房鴨川間でえきねっとを検索してみたところ、料金は1530円と出てきました。茂原~安房鴨川間は59kmですが、50kmまでの料金で計算されていました。特急料金の100kmではなく、50km料金となっていることから、普通区間のグリーン料金は計算されていないことになりますね。これは旅客営業規則通りの扱いとなります。

そして気になるのが、勝浦~安房鴨川間では普通列車グリーン券が発売されるのか?ということです。こちらもえきねっとを見てみましたが、勝浦~安房鴨川間でグリーン券を買うことは出来なくなっていました。

また、JRのHPの時刻表では勝浦~安房鴨川間の普通列車は普通車自由席と書かれていました。 
このことを勘案すると、おそらく勝浦以遠~普通列車グリーン券は発売しないものと思われます。グリーン扱いに関する記載が無く、普通車自由席のみの扱いになっているものの、特急区間からの乗り通しは出来ることを考えると、おそらく締め切りにこそしないものの、特急区間からの乗り通し客専用のグリーン車になるのではないか?と思われます。このような対応は、2022年の地震の際に運行されたいわき~仙台間の臨時快速でも取られていたようです。
もしくはグリーン車も含め、勝浦以降は無料で乗れる可能性もあり得なくはなさそうです。普通車自由席と書かれていることから、グリーン車も普通車扱いとされるならば、グリーン券無しで誰でも乗れることになります。私が考えるにはこのどちらかの措置で、普通列車グリーン券は発売しないものと思われます。

ちなみに2015年3月まで運転されていたころは、普通区間のみの普通列車用グリーン券で乗車できたとのことです。またその際はえきねっとで座席指定もできていたとのことです。このころと扱いが違うことや普通車自由席という記載があることを考えると、やはり今回は普通列車グリーン券は発行しない可能性が高いのではないかと思いますね。

今回は255系による普通列車に関する記事でした。普通区間グリーン車は特急区間からの乗り通し客専用になるのか、それとも完全に普通自由席になるのか、気になる所です。私は乗り通し専用になる可能性が高いと予想しておきます。
最後までご覧いただきありがとうございました!