JR東日本 2025年度に機関車/E493系・GV-E197系で行われている運用の違いをまとめる


こんにちは!
以前もちらっと触れましたが、当初2024年度を以て廃止になると言われていた機関車の運用ですが、実際のところ2025年度になった現在でも機関車の運用は続いています。一方でE493系、GV-E197系が使われているのもまた事実です。今回は2025年度の機関車のE493系,GV-E197系の運用がどのように分かれているのか、2025年度の運用実績を見て考えてみたいと思います。

機関車の運用

まずは機関車の運用からです。それぞれ形式別に見ていきたいと思います。

EF64

E217系 廃車回送(4/16、4/23)
・DE10 廃車回送(4/9)※牽引機もそのまま廃車に

EF81

E231系1000番台 国府津車 機器更新入出場回送(4/22、5/8)
DD51 廃車回送(4/17)
カシオペア(予定)

DE10

尾久車両センター 構内入れ替え

このようになっています。続いてE493系、GV-E197系の運用です。

E493系、GV-E197系の運用

E493系

・キハ110 郡山出場(4/15)
仙石線E131系 新津配給(不確定)連結訓練を実施

GV-E197系

・各種バラスト輸送
・高崎地区旧型客車入れ替え
仙石線E131系 非電化区間配給(不確定)連結訓練を実施
仙石線205系 廃車回送(不確定)連結訓練を実施

このようなところかなと思われます。
この並びを見ていると、昨年度よりE493系の担当となった気道車の郡山入場は引き続きE493系が実施していますが、実はE493系の今年度も目立った配給はこの1回のみです。昨年度EF64で担当していたE217系EF64で、EF81で担当していたE231系1000番台機器更新入場はEF81で行われています。また、5/8に行われる予定のE231系入場もEF81で行うようですのです。この二つの配給は残りわずかですから、最後まで機関車で行うかもしれませんね。
一方で、今後に多数設定されると見られる運用にはE493系、GV-E197系を入れようとしている動きも見えるのかと思うところです。例えば、今後も恒久的に行われるであろう、気道車配給は昨年度から早々にE493系の担当となりました。また仙石線205系、E131系の配給も、連結訓練の動向から、E493系やGV-E197系で担当することになりそうです。
基本的には2024年度のやり残し的な運用には機関車を、2025年度以降本格化する運用には新牽引車たちを用いているように見えるなと思うところですね。
こんなところでしょうか。あと気になるのは、255系廃車回送でしょうかね。そもそも255系廃車回送が行われるのか分かりません(Be-03編成がGWに復帰しましたので…(笑))が、配給が行われる際は、機関車なのか、E493系なのか、注目なのかなと思います。
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