「京葉線209系車両への車外スピーカーの設置(中略)について」とは?この文章の意味を考える


こんにちは!
昨日、大手サイトさんからビッグニュース、中央・総武緩行線にE235系が導入される可能性があるとの報道が飛び出しましたね。びっくりですよ。そこで東京地本のページを見てみたら、京葉常務ユニットの記載に一つ気になることがありました。その記載というのが、東地申第37号への「京葉線209系車両への車外スピーカーの設置および車両配置計画について」という記載です。
https://www.jtsu-e-tokyo.com/_files/ugd/57fa70_e2476d37f7724e11b86c6167d88894ba.pdf
こちらに記載されています。
京葉線で活躍中の車両はE233系に混ざって、209系が1編成(ケヨ34)在籍していますが、こちらの車両に車外スピーカーを設置する計画についての回答を行うように労働組合が会社側に求めたという状況なのだろうと思います。この記載を見たときにものすごく驚いたものですが、果たしてこの計画は本当にあるのでしょうか?このことについて考えてみたいと思います。

このことを考えるにあたり、気になる記載があります。その記載が、この質問は「東地申第75号以降の進捗状況を明らかにすること」を前提として申し立てを行っていることです。東地申第75号とは昨年の夏頃に行われた申し立てです。それでは、そこには車外スピーカー関連の記載はどのように書かれているのでしょうか。見てみましょう。
https://www.jtsu-e-tokyo.com/_files/ugd/57fa70_97f8c3132aa74f42a595fab1d010a291.pdf
こちらが東地申第75号のURLですが、この申し立てで車外スピーカー関連の記載を確認してみるとこのように書かれています。「武蔵野線車両への車外スピーカーの設置およびワイヤレスマイクの貸与について」この質問をしたとのことです。申し立てをすると、団体交渉を行って結果が公表されるはずですが、75回の方は、まだ団体交渉を行っていないようで、この質問の答えが出ていません。そのため、東地申第75号以降の進捗状況と言いますが、この答えは労働組合側も得られていない可能性があります。

しかし、これと全く同じ質問が75号申し立てよりもさらに半年ほど前に東地申第42号でも行われています。この42号の方は団体交渉まで行われており、先ほどの武蔵野線の車外スピーカー関連の質問の回答が公開されています。その結果、回答はこのような物となっています。「必要性を認識しているが、費用が相当かかる。検討はしていく。」つまり会社側の計画としては何も定まっていないということが分かるのだろうと思います。
https://www.jtsu-e-tokyo.com/_files/ugd/57fa70_fac3fed597fb460b9c0540845a8a5146.pdf
このように、東地申第42号→75号→そして今回の37号(42号よりも前にも申し立てはあり)と車外スピーカー関係の質問を労働組合側は行っています。この流れとして、今回の最新の資料では「京葉線209系の車外スピーカー」に関する申し立てをしているということですね。今回は武蔵野線車両の記載は消え、ケヨ34の話題になっています。なぜ、急に変更されたのかは分かりませんね。
これらの一連の流れを見て分かるのは、武蔵野線の車外スピーカー関連の申し立ては労働組合側の要望を伝えているものであり、会社側には具体的な計画は無いということです。つまり、会社側から先に出された計画があり、そのスケジュールを明らかにするというような申し立てではなく、労組の提案であるということですね。そのため、会社側は考えていない、または検討段階で具体的な計画が定まっていないものである可能性があるということですね。そもそも労働組合は労働環境改善を目的とする団体ですから、既存の計画を質問するだけでなく、必要な設備の要求を行うのは当然のことですよね。これらの経緯を踏まえると、京葉線209系への車外スピーカー設置に関しても、労働組合側の要望を伝えているものであり、会社側の定まった計画は存在しない可能性があるということを理解しなければならないのだろうと思います。そのため、現段階でケヨ34への車外スピーカー設置計画が存在する!と判断するには時期尚早で、あくまでも団体交渉後の会社側からの回答を見てから初めてそのような計画があるかどうかを判断できるのだろうと思います。おそらく2月頃には団体交渉後の報告資料が出ると思いますが、武蔵野線の頃と同じく、「検討はしていく」という記載に留まる可能性も現状では否定できないのだろうと思います。
あくまでも現段階では労組側から申し立てを行ったのみで、会社側の回答を見てからでないと、ケヨ34が車外スピーカーを設置するかは判断できないのだろうと思いますね。今後の団体交渉後の資料に注目ですね。
最後までご覧いただきありがとうございました!