銚子電鉄 南海2000系2201F導入による廃車は無し 日中30分間隔目標へ!


こんにちは!
今回は銚子電鉄に関する記事を書いていきたいと思います。
当ブログでは扱っておりませんでしたが、銚子電鉄が今年の8月に南海2000系の2201Fを導入しました。南海電鉄の支線で活躍していた車両で、昨年に譲渡された2202Fに続き、同じ車種が導入されたことになります。メンテナンスの観点から考えると、同じ車種を導入するというのは妥当でしょうね。現在3編成すべてが違う車両となっていますから、これ以上車種が増えても大変ですからね。
それではなぜ2201Fが導入されるのかということです。先に導入された2202Fについては、元京王2010系・伊予鉄800系の2000系2001Fの置き換え用でした。車齢60年以上の車両ですから、老朽化の為引退したということですね。銚子電鉄2000系はもう1編成残っており、2002Fが現在在籍しています。2201Fはこちらの置換…ではなく、車両増に使うことが今回報道されました。
www.asahi.com
タイトルは「悲願の4編成化」ということで、2201Fは車両置換ではなく、予備車増に使われるということですね。銚子電鉄はかねてより4編成化を望んでいることが様々な媒体で明らかにされていました。3編成体制の現在は朝ラッシュ時間帯は2運用で日中は1運用となっています。しかし朝ラッシュ時も予備1ですから、余裕があるとはいえず、例えば車両が検査中に別の編成が故障してしまうと、朝の運用も1運用にしなければならないといったような状況であり、この状況を打破したいというのは以前より公表されていましたね。今回2201Fの導入で、車両に余裕が出来ることになり、まさしく悲願の4編成体制復帰なのだろうと思います。

そしてこの4編成化により、30分間間隔ダイヤの復活を目指しているとのことです。現在は日中は1時間に1本ほどのダイヤですが、今回の増備により30分に一本近くの運転本数を確保したいことも朝日新聞の記事では公表されています。
銚子電鉄はなかなか適合する車両が見つからないということで苦労されていたようですが、南海電鉄から適合する車両が見つかってよかったのだろうと思いますね。現在2201Fは京王重機で改造が行われているようです。

塗装等も含めて、どのような車両が誕生するのか、楽しみですね。現行の南海塗装か、それとも2201F廃車によってなくなった大正ロマン風塗装か、全く違う塗装か、そのようになるのか楽しみです。
最後までご覧いただきありがとうございました!