10050型どこへ行く? 今年度は7編成更新も8000系2連置換には過剰 3連検査は続々実施


こんにちは!
今回は東武鉄道10050型に関する記事を書いていきたいと思います。
早いもので、明日から7月ですね。そんな7月を目前に東武鉄道は移動等円滑化取組計画書を公表しました。この計画書には、設備投資計画では明らかにされなかった10050型のリニューアルに関する記載もありました。
https://www.tobu.co.jp/pdf/news_20240630_2024.pdf
この記載によると、今年度は7編成にリニューアルを行うことが公表されました。
なお、同時に2023年度の報告書も公表されています。
https://www.tobu.co.jp/pdf/news_20240630_2023.pdf
こちらの記載によると昨年度は7編成に対してリニューアル完了予定であったのに対し、実際には5編成の更新が行われなかったということで、昨年実施予定分の2編成は今年度に持ち越されているようです。そのため、今年度実施予定の7編成のうち、2編成は昨年度実施予定であった車両に更新が行われるということになります。要するに、更新対象は2023年と2024年を合わせて12編成となるということですね。
昨年リニューアルされた車両を確認してみると、11258F(23.10)、11263F(23.12)、11261F(24.2)、11266F(24.2)、11257F(24.3)となっており、実際に5編成ですね。なお、今年度に入り11259F(24.5)、11260F(24.6)が出場していますので、こちらが昨年度に出場予定であった車両たちということになりそうですね。2編成が出場済みですので、残りは5編成ですが、津覇に入場中の10050型は11251F,11254F,11255F,11256F,11262Fの5編成です。そのため、こちらがそのまま今年度中にリニューアルされるということになるのだろうと思います。そのため、今年度末時点で未更新となるのは、現在本線で増結車として活躍中の5編成ということになるでしょう。




そんな10050型ですが、館林ローカルで活躍している(た)2連の8000系を置き換えるには過剰です。10050型導入前、8000系は5編成在籍していましたが、10050型は既に12編成のリニューアルが公表されています。こちらがどこに行くのか、非常に注目でしょうね。
例えば、10000型更新車のワンマン車も置き換える可能性もあるのではないかというのも考えられるのではないかなと思います。特に、11202F~11204Fの補助電源はMGです。MGの10000型は更新車でも廃車が発生しているという前例もありますので、こちらの置き換えに回される可能性も完全には否定できないのではないかなと思います。
また、伊勢崎線末端区間で活躍している800/850型も10050型によって置き換えるのではないか?という噂もあります。この可能性も在り得なくはないのかなと思っていますが、3連を全車両2連で置き換えるのか?と考えると、こちらも少し疑問は残りますね。更に、800型/850型は今年度に入ってから、続々と検査入場をしています。つい数日までも802Fが入場しています。こういった動きも踏まえると、すぐに置き換えが開始されるとは、個人的には考えにくいのではないかなと思っていますが、どのようになるのか気になりますね。
他にも、例えば本線増結車両として使われるという可能性も完全には排除しきれないでしょうね。その他、可能性はかなり低いとは思いますが、亀戸線に導入される可能性も無くはないのかなとも思います。(大師線は自動運転新型車両の導入が公表されているので、候補から外れると思っています。)こういった様々な可能性があると思いますが、8000系の編成数に加えて過剰なリニューアル10050型がどこへ行くのか、これは非常に気になる所ですね。
ちなみにですが、11259Fは出場から1か月以上南栗橋に留置されていますが、検査入場はしていません。こういった点を見ると、今年度出場分の10050型リニューアル車両をすぐに稼働させる重要度は低いようですね。11259F以降の車両がどこへ行くのかが非常に注目ですので、この車両がいつまで検査入場しないのかも注目ですね。

今回は10050型のリニューアルに関する話題でした。
最後までご覧いただきありがとうございました!