こんにちは!
本日、小田急の設備投資計画が発表されましたので、今回は小田急の設備投資計画のうち、車両関連の記載を見ていきたいと思います。
https://www.odakyu.jp/news/b4fuqs0000002lwo-att/b4fuqs0000002lwv.pdf
3000形は6連×3編成更新
まずは既存車両のリニューアルからです。既存車両リニューアルについては、引き続き3000形6連編成から誕生することかが発表されました。
2022年度から継続して「3000形」6両3編成をリニューアルします。全車両に車いすやベビーカーをご利用のお客さまのスペースを設け、どなたにもご利用しやすい車両になるほか、防犯カメラも搭載します。また、省エネルギー化を図る制御装置の搭載やオイルフリーコンプレッサーへの更新等により、環境に一層配慮した車両となります。<原文>
3000形は2022年度から3次車以降の車両からリニューアルを進めています。順当に進めば、今年も昨年の続きで3269F以降からリニューアル車が誕生するのではないかと思います。
3000形も8連や1,2次車の更新はどうなるでしょうね。意味深に6連の3次車以降からリニューアルが始まっていますが、これが意味することとは一体なんでしょう。また同じく2000形もリニューアルが飛ばされていますが、こちらもどうなんでしょうね。今後の車両更新計画も気になる所ですね。
5000形は2編成製造
続いて新型車両の5000形についてですが、今年度は10連×2編成が製造されるということです。
通勤車両「5000形」10両2編成を、「8000形」の代替車両として新造します。
<中略>※ 新造する2編成のうち1編成においては、効率的なメンテナンス手法(CBM)を推進するため、線路や架線など鉄道設備のモニタリングを行う装置を搭載します。<原文>
この5000形は引き続き8000形を置き換えることになりますね。8000形の西武譲渡が今年度は1編成のみということで、5000形の導入本数も少ないのかと思っていましたが、2編成製造されるということで、まずは良かったのかなと思います。昨年度は1編成も製造されませんでしたのでね。5000形は製造再開ということなります。
また、製造する5000形のうち1編成については、線路モニタリング設備を設置しての出場となるようです。線路モニタリング設備は東急なども導入しましたが、いよいよ私鉄にもモニタリング設備が普及してきましたね。
車両面については以上ですね。
8000形の譲渡がある以上、来年以降もおそらく5000形は継続して製造されることとなりそうですが、かなりスローペースではありますね。今後の車両動向には注目かと思います。
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