【設備投資計画と違う】検査明けの東武9000系9105Fの内装が変わっている


こんにちは!
今回は東武鉄道9000系に関する記事を書いていきたいと思います。
先日、南栗橋工場を出場し、東上線に戻った東武9000系9105Fですが、検査明けの復帰後、内装に小変化が起こっているという情報が拡散されていました。実際にどうなのか、乗って確認してきましたので、今回は9105Fの内装に関する記事を書いていきたいと思います。

通常モケットの優先席が誕生

まず一つ目の変化というのが、優先席が増設されていることです。これまで通常席であった車站部の座席に優先席ステッカーが貼られ、優先席が増設されているのを確認しました。しかし、モケットは通常席時代の物をそのまま使っており、通常席モケット+優先席というちぐはぐな優先席が誕生しています。今後も9000系に広がっていくのか、注目ですね。

通常モケット+優先席
このモケットの優先席というのは何とも不思議な感覚です(笑)


防犯カメラ設置

そしてもう一つの大きな変化は、車内に防犯カメラが設置されたことです。


このように防犯カメラが付いているのが分かると思います。どうやら防犯カメラ設置は9105Fだけでなく、最近故障から復帰した9106F及び9151Fでも行われていているようです。突然の動きに驚きますね。
しかし、このタイミングで防犯カメラが9000系に続々と設置されているのは非常に謎に感じます。というのも、今年度の設備投資計画では9000系への防犯カメラ設置予定はなかったのですね。
https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/releases/20240430110258RiWGfPpz7u_kNh3FWu2xkA.pdf
この資料では8000系東上線、10000系スカイツリーライン、30000系,50000系東上線、70000系に設置予定となっており、9000系への設置予定は記載されていませんでした。それにもかかわらず、防犯カメラを設置した9000系が3編成も誕生したのは非常に謎ですね。特に9000系は置き換えが発表されましたので、付けずに引退かと思っていましたが、そうでもないようですね。なぜ、計画外の動きが出てきたのでしょうかね。
一つ考えるとすると、直通先の兼ね合いなどにより、東上本線用車両よりも先に5直車両にカメラを設置する方針に変えた可能性はあるのかなとは思います。東急の車両は全車両防犯カメラが付いていますからね。東横線やメトロ線を走る以上、優先しての設置になった可能性もあるのかなとも思いますが、果たしてどうなんでしょうね。今後、東上線で設置予定であった8000系,30000系,50000系が計画通りの本数に設置されるのかも注目かと思います。計画よりも数が減っていれば、これらの車両の分を9000系に回した可能性も出てくるのかなと思いますね。

まさかこのタイミングで防犯カメラを設置するとは思いませんでしたね。
9105Fは検査明け直後で非常に綺麗な状態で走っていますので、撮りたい方は撮りに行くと良いと思います。私も綺麗な状態の9105Fが撮れてよかったです。
最後までご覧いただきありがとうございました!