こんにちは！
今回は東武鉄道の将来を考える記事を考えていきたいと思います。今回は何の根拠もなく、東武の新型車両導入に関する意欲を想像していく記事になります。根拠もなく東武の意欲を読む記事ですから、その辺りはご理解の上ご覧ください。
日比谷線直通への70000系の導入以降、およそ4年間に渡って新型通勤電車を導入することが無かった東武鉄道。今年から再び新型車両の導入を始めることになります。今年度の導入は野田線への80000系導入です。そして新たな発表もされました。それが5直向け9000系の置き換えです。今年度から9000系置き換え用の新形式の設計に取り掛かることが発表されました。この二つの新型車両導入に、私は東武が旧型車両導入に本気になったのだということをはっきりと感じました。今回はなぜ私がそのように思ったのか、そのことを書いていきましょう。
過去報道で見せていた旧型車両の置き換え目標
まずは過去報道で見せていた、東武鉄道の新型車両への意識というものを追っていきます。ことあるごとにリンクを共有していますが、まさしく東武の今後の方針を見せてくれる神記事、永久保存版だと思っているのが、この日経の記事です。
www.nikkei.com
会員限定記事ですが、無料会員になれば見れますので、ぜひ見てほしいと思います。このブログを昔から見ている方はもう何度紹介しているんだよ…と思われるかもしれませんが、何度でも紹介したくなる、本当に素晴らしい記事です。この記事に何が書かれているのか、東武のRemoteシステム（車上データ監視装置）への並々ならぬ思いです。Remoteの自慢をめちゃくちゃしているんですよね（笑）東武がどれぐらいRemoteに自信を持っているのか、本当によく伝わってきます。そんな記事の最後に「97年以前に製造され車上データ監視装置が非搭載の旧車両を順次置き換えていく。30年代には主要線区で幅広くRemoteが活用できるようにすることを目指していく。」という記載があるのですね。この記載が確認された時に私は「新車は野田線に留まらないのだな」ということを確信しました。その辺りのことは過去記事に書いています。
e231211.hatenablog.com
野田線の後に東上線かスカイツリーラインに新車を導入するのは、この記事を見ていればある程度予見できることなんですね。2022年当時でも私は新車は野田線以外にもすぐに入ると思っていましたし、そのようなことを記事にも書いていました。しかし、あくまでも東上線への新車が入るのは野田線が落ち着いてからだと思っていました。しかし、野田線の新車導入の最中に9000系後継の設計をするということですから、野田線の新型車両が導入完了すれば、そのまますぐに5直向け新車が入ることはほぼ間違いないわけですね。場合によっては、野田線80000系の最後の方は、時期が被るかもしれません。野田線新型車両の導入が始まる前から、既に次の新車を見据えていることが発表されたわけですから、やはり日経の記事に書かれていた、「30年代までに主要路線へのRemote波及」には本気で取り組んでいるのだということの現われであるわけです。東武は確実に30年代までに東上線・スカイツリーラインの10000系列までの車両を置き換える気でいると、その決意の表れかのような9000系の導入タイミングであると思います。
野田線→9000系後継導入までの感覚の狭さから見るに、9000系導入後に東上線の本線向け10000系か、スカイツリーラインの10000系にメスが入るのはほぼ確実でしょうね。日経の記事の記載を見ても、ワンマン改造された10000系以外の長編成の10000系を長く使うつもりではないというのは明白です。
おそらく10000系にメスが入るのは、2020年代後半～2030年前半頃なのではないかなと思いますね。2024～2026年ぐらいまでは野田線、2025～2027年ごろの間に9000系の後継と考えると、10000系は2028年以降頃になるのではないかなと思いますね。そこから東上線・スカイツリーラインの10000系列を置き換えるとなると、少なくとも数年はかかるでしょう。そうなると、2030年代中～後半。日経の記事の記載にドンピシャです。これらを計算すればするほど、導入時期に多少のズレはあったとしても、10000系にメスが入るのはほぼ確実だと確信します。東上線やスカイツリーラインの置き換えは確実に行われるだろうと、私は思いますよ。
と言うことで今回は今後の東武の眺望を見てみました。はっきり言って、根拠もなんもない予測ですので、これがめちゃくちゃだと思う人は無視してください。ただ、私は10000系列までにメスが入るのはほぼ確実だと、そう思っています。東武は本気ですよ。9000系後継のタイミングから伝わってきます。いよいよ「大Remote時代」が始まろうとしていますね。
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