こんにちは!
今回は鶴見線205系に関する記事を書いていきたいと思います。
205系1100番台は廃車が進み、残り3編成が中原に残っているという状況になっていますね。数を減らしていますが、そんな中でも中原に残っている205系はまだ役目を終えていないことが分かりました。何の役目なのかということですが、中原支所内での牽引車の役目です。Twitterの目撃情報によると、6月7日に205系1100番台T15編成がE233系クハの牽引車として使われているのが目撃されています。つまり、現役引退後も中原において牽引車としての役目を終えていないということになりますね。
https://x.com/FxM5uB5KRa9maKH/status/1799072252824375805
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目撃者の方のTwitter URL
そもそも中原支所の牽引車としての役割というのは、2013年のクモヤ145‐116の廃車後、2022年ダイヤ改正まで205系1000番台が担っていました。01Hの運用を終えた後、弁天橋ではなく武蔵中原に回送し、朝ラッシュ時間帯以外は中原区で牽引車両として使っていました。しかし、2022年改正で01Hが弁天橋入庫になり、205系1000番台は牽引車としての役割を終えました。なぜ、牽引車の役目を終えたのかということですが、SIV不調と労働組合資料で指摘されています。2021年に南武線上でW4編成のSIVが故障するという出来事があり、それに伴う措置であったようですね。そこで代わりの牽引車となったのが205系1100番台でした。そのため、205系1100番台は2022年改正から中原支所での牽引車としての役目もあったのです。この役目はE131系に変わったのかと思っていましたが、どうやら今年の5月でも205系1100番台が担っているということで、少し驚きましたね。営業運転を撤退した205系にもまだ役目が残されているということですから、単なる廃車待ちということではないのですね。
今後、中原支所の牽引車はどのようになるのでしょうね。そのまま鶴見線E131系になるのかと思っていましたが、E131系も配置数が1編成減ったのは事実なのですよね。そのため、予備は1となっていますから、その辺りが牽引車としての役目に影響があるのかは少し気になるところです。南武支線にE127系が導入されたことで、牽引車の役目を南武支線用車に戻しても良いのではないか?とも思っていましたが、W4編成も共通運用である以上、なかなか難しいのでしょうかね。その他にも、中原には水素実験車のFV-E991系がいますが、こちらを有効に使えたりはしないものでしょうかね?牽引車は今でも205系を使っているということですが、いつまでも205系が中原に留置され続けるということもないでしょうから、全廃後の牽引車の役割が気になることろです。おそらくE131系でやるのかなとは思いますけれどもね。今後が少し気になるところです。
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