【部品撤去も…】東上線で運用離脱中編成が3編成も存在 今後どうなるのか


こんにちは!
今回は東武鉄道に関する記事を書いていきたいと思います。
東武鉄道では伊勢崎線系統において2022年改正で余剰となった10000系列から多数の運用離脱・廃車が発生しています。一方、東上線においては故障留置が続いていた11004F,9101Fのみの廃車に留まりました。しかし、現在、東上線において、運用離脱をしている編成が存在し、長らく運用に就いていない状態が続いており、今後が心配される状況です。それぞれの編成について見ていきたいと思います。

東上線

東上線については3編成もの離脱編成が出ています。離脱編成は9106F、9151F、31601Fの3編成です。それぞれ見ていきましょう。
まずは9106Fです。9106Fについては2024年1月15日以降、運用離脱が続いています。もう4か月にもなりますね。9106Fは運用最終日の1/15に故障が目撃されており、その故障以来、運用離脱が続いています。更にその運用離脱の最中に動きも見せており、9006号車の側面の行先表示器が撤去されているのが目撃されています。単なる故障だけでなく、行先表示器まで撤去されているということで、注目ですね。※広告は撤去されていなかったということです。
https://x.com/qp3tFTyjx1xUEgy/status/1776791072670355959
目撃者の方のTwitterURL
続いては9151F。9151Fについては2023年11月19日を最後に運用離脱をしています。この編成については運用最終日に故障が目撃されています。それ以来、運用離脱となっているようです。こちらは離脱から5か月ほど経っており、こちらも運用離脱が長期になり、心配ですね。こちらについては広告撤去のみが目撃されています。留置場所はかつて11004Fや9101Fが留置されていた場所ということで、なお不安要素がありますね。



最後に31601Fです。31601Fは2023年12月2日を最後に運用離脱をしています。31601Fについては、実は故障等は目撃されておらず、運用離脱の理由が不明になっています。故障が車庫内で見つかったのか、それとも何かしらの調整がかけられているのかが気になる所ですね。こちらも離脱後に広告が撤去されているのが目撃されています。

果たしてこれらの編成の今後はどうなるのでしょうかね。東上線への新車導入の目途が立っていない中ではありますので、少なくとも31601Fは仮に故障であるとしても復帰するとは思います。さすがに20年ちょっとのIGBT車を廃車にするというのは考えにくいのではないかと思いますね。9106Fと9151Fは故障の具合次第なのかなと思います。故障で廃車になったのは11004Fや9101Fでしたが、故障による長期離脱から復帰した例もあります。例えば脱線事故当該の11003Fですね。このように故障から復帰が出来ると判断されれば、両編成共に復帰は可能だとは思いますが、重篤ならば、車齢も車齢ですので、そのまま廃車になる可能性がないとは言い切れないのではないかと思いますね。チョッパもGTOも管理しやすいとは言い切れない代物ですからね…。復帰してほしいものですが、いずれにせよ今後が心配ですね。
近年の故障廃車の例を見てみると、9101Fは通電も不可能な状態であったようです。こちらは、試作車異端車両ということも影響していたと思われ、なかなか修理も難しく廃車になったと思われます。11004Fについてはドア故障でした。反対側のドアが開いてしまうというトラブルでした。こちらは修理しようとした形跡はあったと言われており、実際に試運転まで行っていましたが、廃車になってしまいました。基本的には修理できる場合はしようとしており、むやみに廃車にしているわけでもないのですよね。例えば時間がかかったものの復帰した例として9108Fが2015年~2017年に故障休車していました。2015年12月に故障した後、1年以上かけて復帰させています。このように時間をかけてでも復帰させた例もあるわけですね。そのため、仮に9106Fや9151Fが修理可能ならば、時間はかかるとしても復帰すると思います。復帰しない場合は、それだけ重篤であったということでしょう。今後の動きにやはり注目です。
ちなみに昨年9月から長らく運用離脱をしていた野田線10050型11654Fについては、本日4/8に運用復帰しました。東上線の車両もこの動きに追随すると良いですね。
今回は東武鉄道に関する記事でした。
最後までご覧いただきありがとうございました!