こんにちは!
今回は岡山地区の105系に関する記事を書いていきたいと思います。
岡山地区では227系Uraraの導入が進み、113系,115系,117系の置き換えの動きが進んでいます。227系導入以前に岡山地区で活躍していた国鉄型車両は105系,113系,115系,117系,213系でしたが、このうち227系の導入による運用離脱の動きが出ていない形式は105系と213系のみです。213系は現実的に考えて、227系導入後も残るでしょう。しかし、現時点では動きの出ていない105系は果たしてどうなるのでしょう。
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105系F編成
岡山地区には2両×8編成のみ在籍しています。和歌山の105系が消えたため、105系の残りは下関と岡山のみです。227系も含め、転換クロスチートやボックスシートなどが主流の岡山地域において、唯一ロングシートを搭載した形式がこの105系です。2両編成単位のワンマン対応車という特徴を生かし、主に福塩線で活躍しています。そんな105系、果たして227系の導入の影響を受けるのでしょうかね…?227系は101両のみですので、105系は生き残るのか生き残らないのかはなかなか推測しづらいのではないか?と思いますね。113系や115系300番台が消えるのはほぼ間違いないでしょうが、それらを置き換えた後の残りの227系が115系1000番台の一部を置き換えるのか、それとも105系を置き換えるのか、どのようになるのかによって105系が生き残るのか、生き残らないのかが決まってきます。車種統一の観点から考えるならば、227系,213系と115系1000番台のみで統一してしまった方が良いのではないか?と思えるような気もしますが、一方で2両ワンマン車であるという点は利点でしょう。この辺りをJR西日本がどのように判断するのかが今後の注目でしょうね。岡山の105系も今後が危うい車両であるということは言えるのではないかな?と思いますね。
105系の貴重な岡山駅入線運用
そのような状況の105系、基本的に福塩線で活躍しているのですが、一日1往復のみ山陽本線で走り、岡山駅に直通する運用があります。その列車が以下の列車です。
(府中 7:51発→)5722M 福山 8:38発 岡山 9:37着
5765M 岡山 19:35発 福山 20:37着
朝の運用は福塩線から直通する形で山陽本線の岡山駅まで乗り入れます。この運用が105系4両で運転されているのですね。105系が岡山に乗り入れるのはこの1往復の運用のみです。この運用、なぜ運転されるのかと言うことですが、所属先への返却や送り込みの意味合いのある運用ですね。105系は福山~府中間が運転区間とは言えども、所属先は岡山ですので、岡山でメンテナンス等を受けます。そのため、岡山に送り込まなければならないということで、このような運用が設定されているということですね。105系の非常に面白い運用ですが、朝早く、夕ラッシュ真っただ中の運用しかありませんので、見るのは難しいかもしれませんが、面白い運用であると思いますよ。
今回は105系岡山地区に関する記事でした。
最後までご覧いただきありがとうございました!